本とデジタルの新たな融合の形! ロシアの「バーチャル図書館」が読書離れを食い止める ≪続きを読む≫
ドイツの国際市場調査機関・GfKによると、ロシアは読書国世界ランキング第2位。そんな読書大国のロシアで現在、手軽に国内外の人気文学作品をダウンロードすることができる「バーチャル図書館」が注目を集めています。
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本が大好きなロシア人でさえ本離れ
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ロシア書籍出版協会社長セルゲイ・ステパシン氏は「ソ連では子どもの約60〜70％が、両親から最初の本を学びました。それが今日ではわずか7％です。若い親世代の本離れが、次の世代にも影響を及ぼしている。悲劇はすでに始まっているのです」と述べています。
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本離れを止められるか? モバイルライブラリープロジェクト
政府はこの流れを断ち切ろうと、2013年に社会教育プロジェクト「モバイルライブラリー」を発表。翌2014年から人気の文学作品をワンタッチでダウンロードできる最初の小型バーチャル図書館が、ロシア西部のブリャンスク州に登場しました。これは携帯電話等の無線通信サービスを提供するMTS社との共同プロジェクトで、数年かけてブリャンスク州の図書館、教育機関、医療機関に130のバーチャル図書館が設置されました。
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MTS社ディレクターであるセルゲイ・ルブツォフ氏は「いまやモバイルライブラリープロジェクトは人々の間で認知され、新しい読書の形として定着しつつある。さらに発展させて、バーチャル図書館数と保有するライブラリ数を増やす予定だ」と発表しました。
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電車の中で、読書をしている人を見かけると、珍しいな～と思うようになったのは、いつ頃からでしょうか。
かつては、いつも出かける時に文庫本を持ち歩いていた私も、今はスマホが本に取って代わっています。
だからこそ、日本も、この本とデジタルの融合を現実化希望！
このままでは、本離れが進むばかり。
ダウンロードして読める形にして、読書を身近なものにしてほしいですね。
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