妻がつわりだから休む旦那ってアリ?「妻思い」「職場に迷惑」と賛否両論の大炎上 ≪続きを読む≫
9月16日(日) 10:00 提供:J-CAST会社ウォッチ
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「同僚男性が、『妻がつわりで大変』という理由で休みます。私も出産を経験し、つわりが大変なことはわかりますが、旦那が1日休むほどのことでもないと思っています」――。話題のきっかけになったのは、女性向けサイト「発言小町」(2018年8月17日付)の、こんな投稿だ。
投稿者は、こう続ける。「本人は、職場の人が気を使って休ませてくれる事が当然という態度です。ふだんから仕事をこなせておらず、上司も呆れています。私は心が狭いでしょうか。はっきり言って、彼には仕事を任せられません」。
この投稿に対し、「つわりは個人差があり、自分が大丈夫だったからと言って休む必要がないと決めつけるな」という猛反発が殺到した。
「その奥さんに持病があり、つわりで病状が悪化すると、看病どころか介護になるんですよ」 また、「有給休暇は理由に関係なく取っていいはず。上司が許可した休みを同僚がゴチャゴチャ文句をつけるのはおかしい」という批判も多く寄せられた。
「男性社員が、社則にのっとり有給休暇をとったのなら、休む権利はある。また、仕事を任せるかどうかは上司の考えることであって、あなたが考えることではない」 という厳しい意見だ。
その一方で、「今回の問題は、同僚男性の日頃の勤務態度がよくないことにある」と、投稿者に共感する声も多かった。
「そもそも、仕事ができないのに、そういう自分を省みずに『職場の人が気を使って休ませてくれることが当然』という態度をとるのだから、投稿者の心が狭くなるのは当然。この問題は、妻のつわりをサポートするために休むことの是非ではなく、協調性に欠けるダメな社員は、周囲の共感を得られないというだけのことです」 という声に代表される見方だ。
J‐CASTニュース会社ウォッチ編集部では、今回の炎上騒ぎについて、働く女性5人に取材した。すべての女性が、妻のつわりで休む男性を「許せる派」だったが、ニュアンスに多少の濃淡があった。
「全面的に許せる派」のAさん(施設管理)はこう語った。
「…… 夫婦の私事で微笑ましいことだから、他人が口出しすべきではないと思います」
こちらも「全面的に許せる派」のBさん(大学職員)は海外生活が長く、「妻のつわりごときで休むな」という日本の風潮をこう批判した。
「……欧米先進国やアジアの一部の国では、奥さんのつわりがひどい時は、夫が休むのは当然です。……」
一方、「条件付き許せる派」のCさん(イベント企画)は、男性社員の置かれている仕事の状況などによると語る。
「私もつわりで寝たきりの経験がありますが、夫に休んではもらわなかった。重大なイベントのある日に、メインで企画を進めていた人に『妻がつわりだから』と休まれると、『ええっ、なぜ!』となりますね。それ以外の日なら『どうぞ、お大事に』と休んでもらいますが...。それと、本人の人柄が大事です。ちゃんと仕事をしている人なら周囲は理解しますが、投稿のように協調性に欠ける人物だと、『つわりぐらいで』と反発を受けるでしょうね」
Dさん(イベント企画)は、自分が「その妻の立場なら」とこう語った。
「…… 私が妻の立場だったら、夫の職場に迷惑をかけてまで、家の手伝いをしてもらおうとは思いません。……」 ……
いずれにしろ、「妻のつわり」を理由に休むこと自体に反対する人はいなかった。本人の日頃の仕事ぶりと「愛妻度」が、周囲の共感を呼ぶかどうかにかかっているようだ。
私自身はつわりは全く経験していませんが、つわりがひどくて入院する人もいますし、人によって違います。
この個人差があるという事実は、もっと皆で共有すべきだと思います。
そうしたら、「旦那が1日休むほどのことでもない」という言葉は出て来ないでしょう。
ただ、皆さんおっしゃっているように、常日頃の仕事ぶりと気遣いがポイント。
育児休暇でも何でもそうですけど、権利は権利ですが、休むのは当たり前、という態度ではなく、周りの方への感謝の気持ちをきちんと伝えてほしいですね。
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