経営者が営業をしたらNG! 持続的に成長する企業の作り方
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3月21日(水) 19:00 提供:新刊JP
…… ビジネスモデル構築のノウハウを指南する『すぐに1億円 小さな会社のビジネスモデル超入門』(ダイヤモンド社刊)は、中小企業経営者にとって、実にわかりやすい内容になっている。……
―― ……ビジネスモデルを持たないままビジネスをしている経営者の方の共通点というものはありますか?
高井:まず、経営者の方が自ら働いてしまっていますよね、戦術となって。
経営者がやるべきことは戦略をつくることです。「自分が動いて売上を出さなきゃいけない」ということは、そもそもビジネスモデルがないからでしょう。……
営業社長になってしまうと、当然、経営は疎かになります。結果、戦略を練る時間もつくれないから儲からない、という悪循環に陥るわけです。
――そういえば、今回お話を伺っていてもそうですが、本の中でも「儲かる」という言葉をよく使っておられたのも印象的でした。
高井:そうですね。「儲かる」という言葉は多くの人がその意味を誤解していると思うんです。……
「儲かる」という漢字は、「信じる」に「者」と書きますよね。ビジネスは、やっぱりお客様や社会から信用されたり信頼されたりしないと、お金の意味でも儲からないんですよね。だから「お金儲け」って、結局は「人儲け」なんです。顧客の方々に信頼され続けない限り、儲かりませんから。
だから、「儲けることなんて簡単よ」と言うと、がめつい人だと思われがちですけれど、そうではありません。
ちゃんと「お金儲け」をするなら「人儲け」することが必要です。人儲けするとは何かというと、顧客に信頼されるモノやサービスを提供した上で、関係性をつくる。そうやって囲い込みができていないと儲かりませんよ、という意味合いなんです。……
――最後に、ビジネスモデルを持たずに悪戦苦闘している経営者の方にメッセージをお願いします。
高井:…… これからの世の中はAI社会だと言われていて、職業がなくなるなんていう話もあります。
でも、これからは逆に小さい会社や中小企業がAIを導入していって、任せられる仕事はAIに任せる。そして、どんどんアイデアを出す時間をつくる。そうやってビジネスの原点である目の前のお客様を喜ばせるという目的を忘れず、お客様の囲い込みをしていくことが重要だと私は思っています。
経営者はお客様を大事にしたいという気持ちがあると思うんです。その気持ちを形にするには、ビジネスモデルや戦略が絶対に必要です。……
請求書を出す時、つい悩んでしまう私。
「儲かる」という言葉の捉え方を変えようと思います。
クライアントといい関係をつくる「人儲け」をするのですね。
気持ちを形にするには、戦略が必要。
残念ながら、すぐになかなか実行はできないけれど、心に覚えておきたいと思います。
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