「長い」「後ろ向き」「活気がない」ダメ会議を変えるために必要なこと
2月22日(木) 18:00 提供:新刊JP
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■会議の光景は「その会社の会話の鏡」
『みんなが自分で考えはじめる 「15分ミーティング」のすごい効果』(日本実業出版社刊)の著者、矢本治氏によると、会議の光景は「その会社の会話の鏡」。
つまり、会社の業績や調子だけではない、上下関係や会社の風土までが会議には反映されるというわけだ。……
では、業績好調で、強烈な推進力で事業を推し進める組織では、どのような話し合いや会議が行われているのか。またそういう風土を日々の現場でも作っていくためには何をしたらよいのか。
矢本氏曰く、カギになるのは「会議」という場の問題ではなく、現場メンバーと15分程度のミーティングを成果の出るパターンで行うこと。
この短時間のミーティング(未来視点)を繰り返せば、職場の会話のパターンが必ず変わり、組織の風土にも良い影響を与えることを実勢からも証明している。
■ミーティングで「なぜ?」「どうして?」は禁止
活発な発言・アイデア・提案を妨げるのによくある失敗は「なぜ?」「どうして?」という問いだ。この問いかけによって参加者の視点は「過去」に向いてしまう。
「なぜ今月は成績が悪かったのか」
「なぜできなかったのか」
「なぜ?」によって過去を分析しようとすると、往々にして上がってくるのは言い訳じみた意見になる。これではわざわざ集まって話す意味がない。
忙しい中、集まって話す目的は「より良い未来を創造するため」である。
だから活発にアイデアが飛び交うミーティングに必要なのは「今後何をするか」「みんなで今後何ができるか」という未来視点なのだ。
■このやり方で「参加するだけ」のメンバーはいなくなる!
参加者全員の知恵が結集できるからこそ、ミーティングには意味が生まれる。未来への視点を持っていても、いつも決まったメンバーしか発言しないのであれば、それはいいミーティングとは言えない。
矢本氏は、議題となっているテーマについて3分ほどを使ってメンバー全員が複数のアイデアを紙に書いて提案する方法を提唱している。これによって無難なアイデアが重複することがなくなり、メンバー個々に考える力と主体性が育つという。……
根底にある問題は、ダメな理由を外(会社が悪い、あの人が… 業界が…)に見つけて他責にしていること。だから自分は悪くないと思っていることだという。ミーティングはそこに気づき行動を変えるきっかけとなる場(育成)になることを最後の章で伝えている。……
確かに、非効率的、非生産的な会議が多すぎますよね。
でも、会議なるもの、なかなか変えようにも変えにくいものがあります。
だからこそ、未来視点の15分現場ミーティングが、お勧めなのでしょう。
クレドを作成する時のように、メンバー全員にポストイットを配って、大きな紙にペタペタ貼っていくのもいいかも。
ダメ会議から、考える力と主体性が育つミーティングへ。
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