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<12月28日(木) 8:00提供:教えて!goo ウォッチ>
人間の感情のなかでもコントロールするのがやっかいな「怒り」。なかには感情にまかせて大声を出したり、物を壊したり、暴力をふるったりする人も。そんなとき、相手が「ここまで怒らせるお前が悪い」と言ってきた場合、あなたはどう考えるだろうか。
■「怒ることを決めているのは自分自身」と専門家
……相手のせいにしてもよい怒りはあるのだろうか? アンガーマネジメントの専門家である菅野昭子さんにお話を伺った。
「出来事が起こる→その出来事を認識する→怒るか怒らないか決める。これが私たちの怒る仕組みです。怒ることを決めているのは自分で、人に怒らされるのではありません。また怒りを正当か否かで測るのは無理があります。判断する人の価値観・立場によって見え方が違うからです」
確かに、全く同じことをされて怒る人もいれば怒らない人もいる。……
「確実なのは、どのような理由があったにせよ、自分が起こした行動の責任を取るのは自分だということ。……」……
■怒りを感じたら、まずはゆっくり6秒。伝え方も考えよう
では、すぐに相手のせいにしてしまいがちな人は、どのように怒りをコントロールすればよいのだろうか。
「相手のせいにし、大声を出す、ものを壊す、暴力をふるう等の表現をする人は怒りの攻撃性が高く、他人やモノに向きやすい人です。そして衝動的に怒りを表現し、感じた怒りより強く怒りすぎてしまいがちです。怒りを感じたら、まず6秒待ちましょう。衝動的な行動を回避できます。深呼吸をする、数を数える。目の前の怒りから意識をそらすことができます」
アンガーマネジメントの基本として、「怒りのピークは6秒」といわれている。怒りを感じたら、怒りを表現する前にまずは落ち着くことが必要なのだという。
「また、怒りの表現の仕方も考えましょう。…… 怒りを前にしたとき大事なことは、どちらが悪いかを決めることでも、暴力などで自分の力を示すことでもありません。相手に理解してもらい、現状をよりよくしていくことです。怒ったとき、怒りパワーの向け先を見失わずにいたいものです」……
世の中には、怒りの沸点が低い人がいますよね。
私は、多面的に物事を考えられない、器の小さな人だと思うのですが。
そして、怒りを人にぶつけるという行為は、意外とエネルギーが要ります。
無駄なところにエネルギーを使い、相手に反感を屈辱を与えたら、結局は自分も損するだけなのに。
頭が悪いのか、わかっていても感情に流されるどうしようもないタイプなのか。
いずれにしても大人気ない言動をとる人同じ土俵に立つことは、こちらの時間とエネルギーのロスです。
自分の立ち位置を死守するために、さらりと流せるところは流し、成熟した大人の対応を心がけましょう。
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