<提供:mamatenna>
「仕事と育児、どちらが大変なのか?」。
度々話題になることではありますが、既婚・未婚、仕事・育児経験の有無でも、考え方は異なりますよね。
「●●のほうが大変」とは、一概にはいえるものではなさそうですが、ネット掲示板に「育児・家事よりも仕事のほうが大変だ」という投稿があります。
専業主婦はママ友と遊んで暇なときに家事をするだけ?
投稿主としては、「夫は終わりのない仕事に追われ、会社や上司から常に監視されており、精神的に大変。しかし、専業主婦は暇な時間に家事をして、あとは自由時間。子どもがいると、育児が大変ではあるが、いずれ終わる」という考えのようです。
この考えに対して、子どもを持つ専業主婦から「その通り」と賛同する声も見受けられますが、そればかりではない様子。
仕事と育児、どちらも経験すると仕事のほうが楽?
仕事と育児を両方経験した人たちからも多くの意見が寄せられており、「仕事をしていたときは、仕事が大変。育児をしていたときは、育児のほうが大変だと思った。隣の芝は青く見えるもの」と考える人もいるようですが、どちらかといえば、育児のほうが大変だと感じる人が多そうです。
仕事はたしかに大変ですが、一般的には休日があり、残業があったとしても帰宅すれば仕事から解放されます。職場にいなければ、完全なOFFになり、自分の時間を過ごせますが、専業主婦は家が職場のようなもの。勤務時間や休日が決められているわけではなく、常に家事や育児に追われていて、自分の時間が持てないほど。
さらに、仕事は大人同士のコミュニケーションのため、相手との会話が成立し、物事を進めることができます。しかし、育児は言葉の通じない子を相手にするため、「食事やお風呂を嫌がる」、「掃除をしてもすぐ汚される」など、自分の思い通りにならず、理不尽な出来事も多い。結果、仕事上でもコミュニケーションがとりづらい相手や理不尽なことは多々あるものの、それらを鑑みても育児のほうが大変だということかもしれません。
安直な考えにはなりますがお金の面で見ると、男性の年収(中央値)は400万円前半や450万円程度と言われています。一方で、子育てをしている専業主婦の労働を年収換算すると、480万円程度(またはもう少し下回る)になるというデータがあり、これだけをみると両者には、そこまで大きな差はありません。どちらか一方が大変なわけではなく、どちらも同程度に大変な思いをしている可能性があります。
掲示板に意見を寄せる人のなかには、「仕事と家事・育児は比べられるものではなく、お互いに尊敬・尊重し合うことが大切」という回答をする人もいました。
「なんで自分だけこんなに大変な思いを…」と考えてしまうこともあると思いますが、自分だけではなく、パートナーも同じくらい働いているんだと考えるほうが、ストレスが少なくてすむかもしれません。
私は、「仕事と家事・育児は比べられるものではなく、お互いに尊敬・尊重し合うことが大切」派ですが、個人的には仕事の方が大変だと思っています。
幼稚園時代から、大きくなったらなりたいものは「お母さん」だった私の場合は、育児はとにかく楽しかったですね。
教職課程で学んだ児童心理学や、妊娠中に山のように読みあさった育児書と、市井の一母親の実感とどう違うかを検証しよう、という目論見もありましたし。
自分が責任を果たせなかった場合に人に迷惑をかけることになる度合いは、仕事の方が高く、家事・育児の方が融通がきくケースが多いと思います。
ただ、仕事は仕事として割り切ることができますが、家事・育児はオンオフがない状態なので、気持ちの切り替えが苦手な方にとっては、仕事よりも精神的にハードでしょうか。
でも、実際、どちらも大変は大変です。
それはそうですが、ないものねだりをせず、今、自分が置かれている状況のプラス面に目を向けていくことが一番だと思います。
専業主婦もパート主婦もキャリアウーマンもそれぞれ違ったよさがあるのですから、そのよさをお互いに大切にしましょう。
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