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少子高齢化がもたらす衝撃の未来予想図--「縮むこと」を恐れるのではなく、次の世代にできること
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<提供:週プレNEWS>
世界でも例を見ない「少子高齢化」と「人口減少」が進む日本。

その「未来の姿」を公的な統計や推計など具体的なデータを基に、時系列で整理した産経新聞社論説委員の河合雅司(まさし)氏の著書↓ ……
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)/講談社

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河合 …… 私は「2042年問題」と呼んでいるのですが、2040年代の初頭には「団塊ジュニア世代」がすべて65歳以上になり、日本の高齢者の数がピークになる。そこに向かって準備していかなければならないことが山ほどあります。

しかし、今はそこまで手が回っていないばかりか、その手前の「2025年問題」、つまり団塊世代の人たちが75歳以上になる時代の問題にすら、十分な対応ができずにいるというのが現実なわけです。 ……

―その「未来の年表」を見ると、2026年には認知症患者が700万人規模になり、2039年には火葬場が不足。そして2040年には自治体の半数が消滅の危機に陥り、2050年には世界的に深刻な食料や水不足の問題に直面し、2065年以降になると現在の居住地域の20%が無人化して外国人に不法占拠されかねないなど、かなりショッキングな内容が並んでいます。これらの問題にどこから取り組むべきなのでしょうか。

河合 私たち現在の大人が生きている間に、少子化や人口減少は止まりません。しかし、その認識ができていない人が多い。それがもとで「少子化を止める、人口減少を止める」などといわれるのですが、現実に止められないのなら、まずそれを受け入れて、その前提の上に社会をつくっていくしかないというのが私のメッセージなのです。……

私は少子高齢化や人口減少で日本が貧しくなると決まったわけではないと思っています。もちろん小さくはなっていくし、縮んでいく。でもこうした前提を今、早い段階から受け入れて、「戦略的に縮む」ことができれば、貧しい国になるとは限らないと思うのです。 ……

河合 日本より人口規模が小さい国でも「豊かな国」はたくさんあります。…… ドイツは8千万人ほど、フランスは7千万人に満たなくても、世界的な影響力を持ち続けています。「縮むこと」を恐れるのではなく、「適切に縮んでいく」。自分たちの強みをもう1回見直して、発想を転換していけば、本書で紹介した「未来の年表」とは、違う未来が開ける可能性は十分あると思います。 ……

河合 そこで気をつけたいのは、少子高齢化というものを、日本全体で一元的にとらえていては現実を見誤るということです。「高齢者」といっても、100歳と65歳では親子ほども年が離れているわけです。また、地方と都市部では高齢化の進み方や影響も違う。大ざっぱなくくり方をしてしまっている今の日本の状況で、きちんとした対策が打てるはずがありません。……

河合 私が冒頭に申し上げた2042年の高齢者は団塊ジュニアも含まれます。この世代は今、40代前半ですから、あと25年間は社会の中心にいることになる。その間にひとつでもふたつでもいいから、自分たちや次の世代の若者が背負う荷物を減らすのが団塊ジュニアの仕事ではないでしょうか。それはもちろん、その上の世代である私の世代の仕事でもありますが。

次の世代のために何をやるのか、次の世代にどうやってバトンをリレーするのかというのを少しでも考えてほしいと思います。何もしないままの未来は、本書に書いてあるとおりです。その未来を少しでも書き換えることができるのは、ほかならぬ私たち自身なのです。




次世代のために守りたいものがあります。

残したいものがあります。

未来を少しでも書き換えたい。

ひとりひとりの力は微々たるものかもしれません。

でも、その力を結集できたら、違う未来が開けるはず。

そのことを信じて。



     
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