<提供:リクナビNEXTジャーナル>
…… 今回は、「感情の起伏をできる限り抑えてスマートに仕事をする方法」について、ご紹介しようと思います。……
感情抑制法その1 「相手に期待をしない」
気持ちの波を出来るだけ抑えることが、心が折れづらくなる最短ロード。
まずは「気持ちの波」の発生源である、自分自身の常識・思い込み(偏見)を疑ってみましょう。
あるある例でいうと意外と多いのが、「自分なら5分でできることが、相手は30分以上もかかって、イライラしたので怒った」というケース。これは自分と同じか、もしくはそれ以上の何かを相手に期待しているから発生する“怒り”です。……
感情抑制法その2 「相手の“良い部分”をなんとか見つける」
……自分の感情の波風を抑えるキーワードが「共感(共通項)」です。
日ごろから何でも良いので何か1つでも相手との共通項・もしくは良いところを見つけて、部分的でもよいので賛成する姿勢を見せると、衝突そのものが減っていくし、自然と相手へのコミュニケーションがスムーズになっていきます。
私の周りにいた「デキる」上司(容姿もカッコイイ)は、どうしようもなく「デキない」と烙印を押されていた部下に対して“同郷のよしみ”という言葉を巧みに使って親交を深めていました。(※決していやらしい感じではなく)
日ごろからの巧みな“同郷コミュニケーション”により、物事を言いやすい関係を作っていたので、彼が失敗しても悪い感情の波が立つどころか、朗らかに笑い返していました。
(※もちろん、指摘もしっかりと)
コミュニケーションが伝わりにくいというのは、もしかしたら相手も身構えてしまって真剣に聞けないのかもしれません。心をいくらか柔らかくしている状態で、正直に指摘した上司の作戦は功を奏し、あの「デキない“アイツ”」が、 「ドジだけど頑張れる“アイツ”」になっていました。
感情抑制法その3 「自分のマイナス感情を素直に認める」
…… 怒りを感じることが悪い、失望することが悪いと、何でも“悪い”と思い込んで、「どうしてこんな気持ちが生まれてしまうのか、こんなことを思う自分が嫌だ」というように、自分の中に湧き出たマイナス感情を全否定することはないのです。……
素直に最初から自分で自分を認めてしまって、
「どうしてこのような感情が湧き起るのか、次からどうしたらよいのか」を、ちょっぴり頭を冷やして次の策をさっさと考えればいいのです。
デキる人は、往々にして自分のことをよぉぉぉ~く知っています。だからこそ、あまり波風が立たないようにある一定の感情のコントロールと、それを踏まえたコミュニケーションが出来るのでしょうね。……
「相手に期待をしない」
「相手の“良い部分”をなんとか見つける」
「自分のマイナス感情を素直に認める」
仕事に限らずプライベートでも、人とうまく関わるポイントとして、この3点は同意見です。
ただ、このことを「感情抑制の極意」とすることには、違和感を覚えます。
無理に感情を抑制したら、いつかどこかで綻びが生じるのではないでしょうか。
自分の感情を何とかしようとするより、考え方を変えたり、行動を変えることを優先した方がいいと思います。
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