<提供:しらべぇ>
「働き方改革」が進む中で、注目を集める「リモートワーク」。これは仕事を行う環境を各自に委ねるというもので、社員は出社を義務付けられず、自宅やカフェなどで働くことができるのが大きな特徴だ。
リモートワークによる恩恵は少なくなく、「家族と触れ合う時間の増加」「通勤時間の節約」「満員電車で疲れない」「痴漢冤罪被害に遭わない」「オフィス・設備にかける費用の節約」などがあげられる。
だが、一方で大きなデメリットも。それは「社員の勤怠管理が困難で、部下の労働の実態を管理職が把握しきれない」ことだ。 ……
■3分の2は普通に仕事をする
しらべぇ編集部が全国の20~60代の有職者の男女623名に調査を行なったところ、「リモートワークが認められても、自分はサボってしまうだけだと思う」と答えた人は35%という結果に。……
■高年収者はサボらない
次に年収別で見ていくと、年収1,000万円以上がもっとも該当率が低い結果に。監視の有無に関係なく普段から自分を律することができているからこそ、高い収入につながっていると推測できる。
■喫煙者とゲーマーには注意?
特徴別に見ると、喫煙者は約半数が「自分ならサボるだけ」と回答。……
また、ゲーマーの人も半数以上が「サボる」と回答。……
■「リモートワーク」は色んな意味で未来の働き方
上記のように問題点も多いこの新しい働き方だが、導入する意義は非常に大きいと言える。なぜなら、業務時間内は会社に必ずいてくれる社員しか認めないことは、能力はあるものの長時間働けない人を雇用しないことにつながるからだ。
主婦やシングルマザーなどの力を活用し、「女性が活躍できる社会」を創るという意味でも、普及が望まれる働き方だろう。
リモートワークが導入された場合、高年収者はサボらない率が、一方、喫煙者とゲーマーはサボる率が高いというアンケート結果は、さもありなんと思います。
高年収者は、なすべきことの優先順位をつけ、それを実行する力やセルフコントロールに長けているのでしょう。
ところで、働きアリの法則ってありますよね。
よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2。
そこで、働きもののアリだけにすると、一部がサボりはじめ、また、おさぼりアリだけにすると、一部が働きだし、結局、いつも同じく2:6:2の割合になるというもの。
だから、私は思います。
「リモートワーク」導入によってサボる人がいたとしても、そのデメリットの方ではなく、メリットに着目したい。
子育てや介護、また高齢などさまざまな事情によって、今の働き方では働きにくい人たちが働きやすい社会へ。
そのために、よりよい人事労務管理のあり方を模索していきましょう。
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