<提供:日刊SPA!>
…… 東京ドームでは、アサヒ・キリン・サントリー・サッポロと、4社のビールメーカーの売り子さんがそれぞれのユニフォームを身にまとい、日々ビール販売に奮闘している。……
◆約18kgのビールサーバを背負って歩き回る重労働
売り子さんの仕事は、試合開始の1時間半前には東京ドームにたどりつくことから始まる。おのおのの所属するメーカーのユニフォームに着替えたあとは、あわただしくバックヤードに集合だ。
決して広いとはいえないバックヤードでは、各メーカーによるブースにて仕事前の軽いミーティングや、仲間たちとしばしのくつろぎの時間を過ごしている模様。……
◆仕事はたいへんだけど、お客様の喜ぶ顔が見られるから嬉しい!
そして、試合開始前になると突然慌ただしくなってくる。対戦カードにもよるが、試合開始前のおよそ40~50分前になると、それぞれの配置につくための準備にとりかかることになる。
ビールサーバは各社ごとに設けられている冷蔵庫より取り出され、売り子さんたちはそれぞれ担当のビールサーバを背負い、集合する。東京ドームでビールサーバの冷蔵庫があるのは1Fと4Fの2か所。つまり、ビールが切れれば売り子さんたちは補充のため、そのどちらかに戻らなくてはならないのだ。
ビールサーバはメーカーごとに若干の差はあるが、その重さは約18kg。およそ20杯前後のビールが入っているとのこと。これをうら若き乙女たちが背負って歩き回るのはかなりの重労働だ。
ナイターの場合、通常は試合開始の17:30より8回裏まで、もしくは遅くとも21:00までの販売時間となっている。ここから約3時間半、売り子さんたちの長い闘いが始まる。
重いビアサーバを背負い、球場内の急な階段を行き来する売り子さんの仕事。それでもこの若い娘さんたちは、買ってくれたお客さんの顔を覚え、ビールが切れる頃合いになれば観戦のジャマをすることなくタイミングよくビールを売りに来てくれる。そこにあるのは、はじけんばかりの笑顔だ。
「こんな重労働は大変でしょう」と言う記者に対し、彼女たちは「人と接することが大好きですから!」と口をそろえる。きっと、彼女たちのモチベーションは、我々お客さんたちとのコミュニケーションによって保たれているものなのかもしれない。
18kgのサーバを背負いながら、笑顔をふりまき、お客さんとのふれあいを楽しむビールの売り子さん。
仕事とはいえ、さすがですね。
好きでなければ、またその覚悟がなければ、なかなかできないこと。
どんな仕事でも、大変は大変。
でも、どんな仕事でも、やりがいを見出すことはできる。
私たちもそれぞれの場で頑張りたいですね。
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