「人の喜びは我が喜び」同業者からの視察が絶えない会社が実践する社会貢献の本質 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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「人の喜びは我が喜び」ーー宇都宮の中古タイヤショップチェーンが実践する社会貢献の本質
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<提供:週プレNEWS>
栃木県宇都宮市と太田市で中古タイヤと中古アルミホイールの買い取り・販売を行なうアップライジング。2006年の会社設立以降、まだ2店舗を展開するのみだが、宇都宮本店には同業者からの視察が絶えない。

同店の店頭で一番目立つのは猫と遊べる猫ルーム。女性向けのオシャレな授乳室もあり、タイヤは店の奥のショールームに並んでいた。

取材当日、視察に訪れた同業者は「ここはタイヤを売ろうとしていない。店全体がタイヤ以外のことで客を惹きつけている。この発想が面白い」とうなった。

実際、アップライジングが業界内外から評価されている点は、地域、子ども、障がい者、途上国…に対する支援活動など、本業ではない分野にも広がっている。

そこに行き着くまでに、どんなきっかけがあったのか? 同社の斎藤幸一社長は「東北大震災です。あれは僕の価値観を変えました」と即答する。

2011年3月11日。東北地方は大地震に見舞われ甚大な被害を出した。連日のニュースに「大変だな」と思うものの、斎藤社長自ら被災地に行くことはなかった。

ところが、地元のラーメン屋数店が被災地での炊き出しに出かける際、懇意にしていたひとりが斎藤社長を誘った。……

その時、ラーメンを食べた高齢女性が泣いたのだという。そして感謝の目を向け、こう言った。

「ラーメンも美味しいけど、栃木からわざわざ来てくれて、元気に声をかけてくれるその言葉が嬉しいんです」

何もできないと思っていた自分。ただラーメンを配るだけと思っていた自分。

この言葉は「僕が人に喜んでもらえた!」との衝撃を与えた。同時に、自分自身が喜んでいたことが大きかった。

これを機に、斎藤社長は「人の喜びは我が喜び。今後は他人のために生きよう!」と決意する。……

そして、「喜んでもらえる人たちは被災地だけではない。まだいるはずだ」と被災地以外にもその目を向けると、それは案外と身近にあった。例えば「小学生」「児童養護施設の子どもたち」「障がい者」等々だ。

まず、「子どもたち」――。被災地から戻ったあと、斎藤社長は社員に対して「社会貢献をしよう!」と提案するようになる。

まず始めたのは、店舗の近くにある小学校で児童の通学時に行なう交通安全運動と挨拶運動だ。保護者以外の大人たちが関わることで優しさを共有できるのではと考えたのだ。

もちろん、活動を始める前にその小学校に赴き、校長に許可を求めた。それは認められたものの、活動当初は子どもたちからも保護者からも不審がられたそうだ。

だが、毎日元気に「おはようございます!」と挨拶をかわし、交通誘導に勤め、ゴミ拾いを実行し、それが一時的なものではなく4年も続くと、子どもたちとのハイタッチも当たり前になり、斎藤社長が卒業式や入学式では来賓として招待されるまでに信頼を築くことができた。 ……

これらの運動は社員の義務ではない。有志がその都度、参加すればいい。毎朝、大体5人くらいが顔をそろえるという。

この社長の意気込みに増山健太課長も当初は「めちゃくちゃ違和感ありました」と振り返る。 「なんで知らない子どもたちのために挨拶するのかって。嫁にも『自分の娘にも挨拶しないのに』と不思議がられまして(笑)。

でも、いざやってみると大切な活動だと実感しました。企業利益のためにやっているのではないですが、結果的に企業としても地域に残る行動だと思うんです」

社員たちは挨拶運動と同時に、毎月第一日曜日にJR宇都宮駅前で斎藤社長自身も世話人になっている「とちぎ掃除に学ぶ会」のメンバーと一緒に清掃活動も実践している。 ……

単にモノがきれいになるだけではなく、それに携わるひとりひとりが謙虚になり、共感の輪が広がる事実に感銘したという斎藤社長だが、ちなみにアップライジングの店舗のトイレはやはり社長自ら掃除をすることを怠らない。

そんな斎藤社長がもうひとつ目を向けたのは「児童養護施設」の子どもたちだった。「彼らは様々な事情で親と離れて暮らしていますが、周りの大人たちが『みんなを応援しているよ』と関わり続けることが大切だと思うんです」

その様々な事情の中でも重い問題なのは、親のDVを受けていたことで愛情不足のまま大人になることだ。だからこそ、中途半端には関わらないともいう。

現在、足利市の泗水(しすい)学園とイースターヴィレッジを中心に栃木県内すべての児童養護施設に関わる。子どもたちへの物資や遊具の差し入れ、社員自らが施設を訪れて一緒に遊ぶことはもちろん、プロバスケットボールやサッカーの試合観戦にも全員を招待する。

加えて、希望があればその就労までを受け入れるという。……




3.11を機に価値観が変わった。

そういう人は、少なくありません。

でも、「人の喜びは我が喜び」と考え方と行動を共に変え、ここまで社会貢献を実践する人は希有でしょう。

素晴らしい活動に感銘を受けました。

企業利益のためではないのですが、こんな風にアメブロニュースに掲載されれば、アップライジングは広告費ゼロでPRができ、結果的に企業利益につながります。

社会貢献は、社会のためにも、会社のためにもなる♪

一石二鳥だからと、取組む会社が増えてほしいと思います。


     
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