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<提供:ORICON NEWS>
WOWOWは28日、ドラマ『東京すみっこごはん』で6歳女児の子役に対し深夜にまで及ぶ長時間の撮影を行っていた問題に対し、企業の公式サイト上で防止策を発表した。
同社は冒頭、「WOWOW連続ドラマW番組制作時に発生した問題により、視聴者の皆様をはじめ、関係者の皆様の信頼を損ない、また多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、心から深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪。問題発生の原因として、同社のプロデューサーおよび製作会社の撮影現場における安全やコンプライアンスを優先する意識の欠落によるものであったと総括した。
その上で、再発防止のために2つの対策を発表。1つは「番組制作プロセスにおける厳守項目の明確化」。1. 安全確保、2. 過重労働の防止、3. 15歳以下の「子役」について出演時間を午前5時~午後8時までとし、精神的にも圧迫や不安を与えないよう十分配慮する、とした。
もう1点には「管理・教育体制の改善・強化」を挙げ、コンプライアンス意識を徹底させるために「『WOWOW番組制作ガイドライン』の策定と共有」や教育体制の構築など、制作現場の意識改革を急ぐ方針を示した。
同ドラマをめぐっては、1月に撮影で6歳の子役を明け方まで働かせたことが3月1日の「文春オンライン」で報じられ、同9日には5月放送予定だったドラマの放送取りやめが発表されていた。
義務教育修了前の児童の労働は、午後8時まで。
この労働基準法の年少者の深夜労働制限に特例をつくったは、通称光GENJI通達です。
光GENJI通達については、こちら。
子役が法律上の労働者であるかどうかということよりも、一般常識としても、6歳の子を明け方まで働かせて、誰も何も思わなかったのでしょうか。
「制作現場の意識改革」が必要ですね。
労働基準法の知識も大切です。
社労士会の社会貢献事業として、学校への出前授業を行っていますが、改めて使命感を覚えます。
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