上司や取引先への返事、「了解です」「大丈夫です」はダメ?
≪続きを読む≫
<提供:マイナビニュース> ……
Q.目上の人に「了解です」「大丈夫です」と返事をするのは正しい表現ではないのでしょうか?
■「了解です」、社外は×
……「了解です」という言葉は、指示・命令系統がはっきりしている職場や、危険を伴う作業を行っている職場などで使われる場合もあります。ただ、社外の人に使うと違和感を与えてしまうでしょう。
■「大丈夫です」は?
「大丈夫です」という表現は、使われるシーンが増えました。例えば、美容室で「かゆいところは、ございませんか?」「大丈夫です」、飲食店で「水のお替わりはよろしいですか?」「大丈夫です」といった場合、それぞれ「ありません」「必要ありません」という意味で使われています。
一方、例として「食事に行きませんか?」「あ、大丈夫です」といったときに使う「大丈夫です」は、「行くことができます」「心配ご無用です」と解釈がされます。このように誤解されやすい言葉なので、できるだけ他の言葉に言い換えた方がよいですね。
○適切な返答のパターン
目上の人に対しての返答は、関係や状況によって使い分けられています。一番軽いものが「わかりました」、次が「承知しました」、続いて「承知いたしました」、「かしこまりました」を使うと丁寧さのレベルが上がります。
返答する相手が、社外の人の場合は「承知いたしました」「かしこまりました」のレベルを使うと、丁寧な敬語をしっかり使える人という印象を与えることができるでしょう。また、社内であっても、社会的距離が離れた上司に対しては、「承知いたしました」「かしこまりました」が使われている職場もあります。……
「了解です」という言葉、よく耳にします。
社外や目上の方には失礼だということを知らない人が多いのでしょうね。
だとすると、〝言葉は世につれ〟ですから、いづれNG言葉ではなくるかも。
でも、時代はまだそこまで進んでいませんから、あなたは「承知いたしました」、「かしこまりました」と正しい言葉遣いをしましょう。
「大丈夫です」は若い世代に限りますが、断り文句として遭遇します。
個人的には、自己中心的な言葉遣いだと思うので、あまり好きではありません。
内心、何が大丈夫なんだと突っ込みたいところですが、やんわり断るのに便利なのでしょう。
言葉遣いで、人の品性がわかります。
美しい日本語を使いたいものですね。
下記の画像をクリックしてくださると、
ランキングのポイントが入ります
励みになりますので、よろしくお願い致します