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<提供:Web本の雑誌>
賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか (幻冬舎新書)/幻冬舎

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「生みたて卵」、「朝採り卵」。スーパーなどでよく見かけるこんなセリフにつられて、賞味期限が一番遠い日付の卵を買っていませんか? でも実は、卵は冬場なら57日間も生で食べられるうえ、フランスでは少し寝かせた卵の方がおいしいと言われているのです。
日本の卵の賞味期限は、パック後14日間となっていて、これは夏場の気温が高い時期に、生で食べることを前提にしています。……
「採卵日から10日ほど経った卵は、『す」(茶碗蒸しなどにできる、ポツポツとした気泡)の原因になる二酸化炭素が抜けているため、ゆで卵や目玉焼きにしたとき、プリプリの食感が楽しめるのだそうです」(本書より)……
「食品ロス」とは、生産・製造されたものの、人の口に入ることなく廃棄される食品の事です。……
本書によれば、日本の食品ロス量は、632万トン(2013年度、農林水産省調べ)。世界の食糧援助量は約320万トン(2014年)ですから、日本は世界全体で支援される食糧の約2倍もの量を、国内だけで捨てていることになります。
「これは明らかに異常な数字です」と著者は警鐘を鳴らしています。
「みなさんに行動に移していただきたいのは、『賞味期限が近づいている食べ物を買う』そのことに尽きます。(中略)割引シールが貼られている商品だったら、買った人の家計が助かります。賞味期限の順番通りに買ってもらえれば、売れ残りによる廃棄が減り、店やメーカーが助かります。生ゴミの処理費用が減り、自治体や企業が助かります。社会全体も、食品ロスが減って環境負荷が減り、助かります」(本書より)
今、私たちが享受している豊かな食生活を未来の世代に残していくためにも、「食品ロス」について知り、どうしたら減らしていけるかを考えていきたいもの。食を通じて「人としてできること」を見つめてみることが必要とされているのかもしれません。
「賞味期限が近づいている食べ物を買う」
るんるん♪で行動に移しま〜す。
割引商品を狙えば、「食品ロス」減少化に寄与し、お財布にもやさしく、一石二鳥ですね。
割引されていない商品でも、そうしたいと思います。
ただ、これは、家族の人数と商品によっては、難しい場合もあるでしょう。
使い切れなくて、捨てるようなことになれば、本末転倒ですから。
自分にできる範囲で、ですね。
うちの夫のように、賞味期限など気にせず、一番手前の商品をとる。
実は、これは〝正解〟だったのですね〜。
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