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<提供:R25>
長時間労働が問題視される「ブラック企業」のニュースが絶えないなか、1月12日に放送された『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)で、「残業を減らせば残業代を出す」という前代未聞の策を打ち出した情報システム会社「SCSK」が紹介された。……
番組では、「ブラックからホワイトへ!“働き方革命”最前線」と題し、残業が常態化していた同社を“ホワイト企業”へと導いた、同社の相談役・中井戸信英氏による働き方改革が紹介された。
具体的には、社員に残業しない日を申告させ、各デスクに「ノー残業」という札を掲げさせたり、時間短縮のため、会議は原則1時間まで“立ったまま”行ったりする「残業半減運動」を実施。
残業を減らした分、社員に「スマートワーク・チャレンジ20」として賞与を上乗せ。
さらに番組では、会社が定める健康基準を満たせば「健康わくわくマイレージ」として10万円を超えるボーナスを支給される社員もいた。
こうした取り組みにより、同社は残業の半減に成功したばかりでなく、業績も増収増益を続けているそうだ。
ちなみにある社員は、これまで金曜日は土日に仕事を持ちこさないように残業が当たり前で午前2時に帰宅していたというが、週1日の“早帰りの日”を利用することによって、今では金曜日も午後5時に帰宅し一家だんらん。
また別の社員は、残業時間が平均月100時間から約19時間に減少したという。……
残業が多いといわれるIT業界において、異例ともいえるSCSKの働き方改革は、多くのユーザーに衝撃をもたらしたとともに、明るいニュースとなったようだ。
経営者の意思とやる気によって、ここまで社員を巻き込んで、実際に成果を挙げることができる、という好例ですね。
残業を減らすことにメリットを感じるからこそ、社員は残業を減らそうと、必死になるし、また、健康にも気を使います。
IT業界でもできた働き方改革。
その気があれば、工夫次第で、何とでもなるのかもしれません。
「社員ファースト」の企業が続くことを期待しています。
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