<提供:リセマム>
京都大学の研究グループは1月11日、親世代にストレスを与えることでストレス耐性の上昇や寿命の延長が子孫に受け継がれることを発見した。……
発見したのは、京都大学生命科学研究科の西田栄介教授らの研究グループ。生物学では後天的に獲得した形質は遺伝しないと考えられていたが、近年、通説を覆すような事象が報告されるようになった。……
研究では、親世代で成虫になるまでに低容量のストレスを与えて育てるとさまざまなストレス耐性が上昇し、その耐性上昇はストレスを与えずに育てた子の世代や孫の世代にも受け継がれていることを発見。
さらに、オスの親だけにストレスを与えた場合でも、子の世代の線虫にストレス耐性上昇や寿命の延長という効果がみられた。このことから、ストレス耐性の上昇や寿命の延長である「ホルミシス効果」が子孫に継承することを初めて明らかにした。……
私は、もともとストレスは必ずしも悪いものではないと考えていましたが、その思いを裏付けるような研究結果。
もちろん、過度なストレスは心身共に害がありますが、適度なストレスは、ストレスに対する免疫を作り、寿命を伸ばすのですね。
能天気なこの私でさえストレスはあるのですから、現代社会に生きている限り、ストレスが皆無という人は、まずいないでしょう。
自分のストレスが子孫のストレス耐性を高めると思えば、ちょっと嬉しくありませんか?
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