自分の頭で考えるための「忘れる力」 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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外山滋比古氏の提言 「墜落してもいいから飛行機になれ」
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<提供:NEWSポストセブン>

バブル前の1988年に発売されて、今なおベストセラーであり続ける驚異の書籍がある。

思考の整理学 (ちくま文庫)/外山 滋比古

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中高年サラリーマンから東大、京大の学生にまで、読まれ続ける理由はどこにあるのか。……

外山氏が徹底してこだわるのは、「自分の頭で考える力」の育成だ。

外山氏は、人間を自力で飛び上がることのできない「グライダー型」と、自力で飛行できるエンジンを備える「飛行機型」に大別する。……

「僕が本に書いたのは、“墜落してもいいから飛行機になれ”ということです。

グライダー型人間はモノマネが得意だけれど、新しい事態や時代の変化に対応できません。

しかも現在は30年前よりはるかに時代が進み、学校で学んだ知識がより通用しなくなった。

人工知能(AI)やITなどが発達した今こそ、他人に引っ張ってもらって飛ぶグライダー型人間ではなく、自力で自分のめざす場所まで飛べる飛行機型人間が求められています」……  

「自力で考えるには、『忘却』が必要です。

忘れてしまえば知識や記憶に助けてもらえないから、頭で考えざるを得ません。

忘れっぽい人ほど実は独創的で面白いことを考え出します。

忘れることが大事だなんて、普通の学校教育ではいわないでしょうけどね(苦笑)」

たとえば松下幸之助や本田宗一郎は下手な知識がなく、何事も自分の頭で考えたから成功したのだと外山氏は指摘する。

現在のように情報過多の時代こそ、「忘れる力」で思考を整理することが大事だと続ける。

「不必要な情報が脳を占拠していれば、自力で考える妨げになります。……

『忘れる力』は、コンピューターにはなく、人間だけが持つ大切な能力です。

忘れることで脳の新陳代謝をはかる必要があります」

思考を整理するには、声を出すことも有効だ。

外山氏は、積極的な「おしゃべり」を勧める。

「…… 時には声を出すことも大切です。

その時は、同業者同士ではなく、理系と文系、販売と庶務など、畑違いの人と話をしましょう。

自分が知らない分野のことを聞けば脳が刺激されて思わぬ化学反応が起き、新しい発想が浮かぶかもしれません。

おしゃべりに必要なのは『調和』ではなく『混乱』なのです」 ……




社労士試験には、「忘れる力」はご法度。

自分の頭で考えることは、要求されませんから。

でも、仕事として社労士を選択したら、求められるものが逆になります。

ネットで調べればすぐわかることを、いちいち覚えておく必要はなし。

ただ、試験のように正解がなく、自分の頭で考えなくてはいけない場面に遭遇します。

試験前と試験後で求められるものが全く違うというのは、本当は変ですよね。


その昔、息子の中学(私立)で、答えの出せない問題が出題されたことがありますが、あれはいいな〜と思いました。

学校教育も工夫次第で、自分の頭で考えることを育めるでしょう。


コンピューターやロボットにはできないことで差別化していかなくてはいけない時代です。

「忘れる力」とおしゃべりを活用して、新しい発想をしていきたいですね。



     
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