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<提供:教えて!goo ウォッチ>
…… ■喪服が黒となったのはいつから?
…… 「明治44年9月に37歳で死去した日本画家の菱田春草さんの葬儀で『白い喪服を着た未亡人が、3人の幼子を連れて葬儀場に姿を現した時、参列者たちは涙を禁じ得なかった』という記事が残されています。
これを読むと、明治の末年まで一般の葬儀では白が使われていたようです。……」……
「明治時代の葬儀で着用されていた白い喪服ですが、それまでもずっと白だったのかというと、そうではありません。
平安時代、源氏物語やそのほかの文学作品に『鈍色(にびいろ)』が喪服として用いられたといいます。
鈍色とは薄墨色や濃いねずみ色を指し、やはり黒っぽい色を当時の貴族たちは喪服として使用していました。
では、それがいつ白に変わったのでしょうか。残念ながらはっきりと時期が指定できないそうです。
しかしもっと古代になるとやはり白が喪の色だったであろうといわれています。
つまり日本の喪服の色は白から黒っぽい色、また白に戻って現在は黒という変遷を緩やかにたどってきたのです」……
喪服の色は、昔から黒というわけではなかったのですね。
思えば、私の学生時代、就活スーツの主流は、紺色でした。
それが、当時の常識。
でも、今は、黒ですよね。
現在、常識だと思っていることが、未来永劫に常識であり続けるとは限りません。
時代によって変わるということ。
留意しておきましょう。
常識なるものを絶対視するのは、リスクあり。
フレキシブルに対応できるように、しなやかな心を持っていたいものです。
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