「やる気を出すにはどうすればいい?
『脳力』を上げる運動の効果」より
脳の動きと運動の関連性が近年注目されてきています。
こんな実験結果があります。……
1999年、米ヂューク大学で50歳以上のうつ病の男女156人を対象に、薬だけ、運動だけ、薬と運動という3つのグループに分けた治療を行いました。
運動はトレッドミルでのウォーキングがジョギングを1回30分、週3回です。
16週間の実験後には、3つのグループともに60%以上の被験者が改善しました。
注目はさらに6ヶ月後の追跡調査です。
薬だけのグループは、38%が再発、薬と運動を併用したグループは31%が再発したのですが、運動だけのグループは8%と、90%以上が効果を維持できたのです。
運動で自ら改善したことで達成感と自己評価が高まり、それが好循環を生み再発を防いでいると考えられます。
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方/日本放送出版協会

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↑ の著者でハーバード大学医学部臨床精神医学准教授のジョン・J・レイティは、運動はセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質の放出を促し、精神疾患の重要な薬と同様の効果を副作用なしでもたらすと説明しています。
また高負荷の運動で筋肉に強い刺激を与えると、テストステロンというホルモンの分泌が促進されます。
テストステロンは若返りホルモンや社会性ホルモンともいわれ、カラダの健康と同時に、積極性や意欲といった精神面も大きな効果があります。
知的労働者は、「脳力」を高めるために運動より読書に割いてきた時間が多いはず。
そのうちの2%の時間でも運動に割くことによって、残りの98%の知的活動のパフォーマンスが大きく改善するとしたらどうでしょう?
運動は1日15分でも十分に効果があります。
運動の効果を持続させるには無理なく継続させることです。
それには自分の好きなことから始めるのがいちばん。……
「でも、運動を始めるにもやる気がいるんだよな」というご意見もごもっとも。
やる気と運動はニワトリと卵の関係のようなもの。
始めてしまうといい具合に回り始めます。
まずは一歩踏み出してみましょう。……
なるほど、運動は健康のためだけではなく、「脳力」を鍛えるためにもいいのですね〜。
私はいつも言っている通り運動嫌いなので、ウォーキングに励みたいと思っています。
といっても特別なことをするわけではなく、できるだけ歩くように心がけ、時間がある時は、電車に乗る区間の前後で乗降して、その分を歩く、位ですが。
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