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…… 病気で髪の毛が抜けた子どもたちのため、寄付を募って医療用ウイッグを作る「ヘアドネーション」という取り組みがある。……
ブログやSNS、口コミで拡大 ヘアドネーションについて、髪の寄付受付からウイッグ製作までを扱うNPO法人「Japan Hair Donation & Charity(JHDAC=ジャーダック)」の渡辺貴一事務局長は、J-CASTヘルスケアの取材に対し、「09年の法人設立以来、寄付の量は右肩上がりで増えています」と明かす。……
では、なぜ広がりを見せているのか。
「ひとつは、有名女優の方々が発信しているためだと思います。
柴崎コウさんや水野美紀さんが寄付をされた影響はとても大きく、ボランティアにあまり関心がなかった方々の興味も引かれたようです」……
「実際に寄付された一般の方々が、ブログやSNS、口コミで広めてくださっている影響もあります。……」
寄付の方法はそれほど難しくはない。
JHDACの活動に協力している「賛同美容室」が全国にあり、そこでカットの際に申し出れば、個々の美容室にもよるが、特に手間もなく寄付できる。……
寄付にあたり、髪の色は問われず、少し引っ張って切れるほど極端でなければ傷んでいてもよい。
ただ、長さはウイッグ製作の都合上、最低31センチなければならない。
全体的に寄付の量は増えているものの、ロングヘアのウイッグを求める子どもも多く、それに必要な「50センチ以上の髪の寄付は慢性的に少ない」(渡辺氏)という。
また、ヘアドネーションの認知度自体はまだ低い、と渡辺氏は言う。……
JHDAC のウェブサイトによると、09年の発足以来製作・提供したウイッグの数は16年10月時点で115人分だという。
一方、ウイッグを待つ人の数は98人いる。
すべてのウイッグがオーダーメードで、製作の要望を受けてから手元に届けられるまでは最長で2年ほどかかる。
予算の都合で「これ以上スピードを上げるのは、現状難しい」とし、「この待機期間が、小児がん患者からの申請が少ない一因になっていると予測しています」と渡辺氏は悩みを明かした。
賛同美容室も16年10月時点で全国に1500店舗ほどあるが、美容室自体は20万店以上ある。
ヘアドネーションの活動はまだまだ道半ばといえよう。……
私は、友人からヘアドネーションのことを聞き、ただ今、髪を伸ばしている最中です。
でも、予算の都合で、子どもたちを長く待たせてしまうなんて……。
日本では、ファンドレイジング(資金集め)なるものの知名度が低く、寄付市場も小さいです。
でも、潜在的寄付者はいると思います。
もっと現金での寄付も呼びかけたらいいのに。
髪の毛は送れないけど、お金なら、という方もいるでしょう。
小額でも、チリも積もれば山となる、です。
さらに「ヘアドネーション」の輪が広がりますように。
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