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「妊婦体験」ってご存知でしょうか?
読んで字のごとく、妊娠中の女性の疑似体験ができるというもので、お腹部分に重りが入ったジャケットを装着するだけ。……
そんな妊婦体験を、とある3人の現役県知事が体験した動画が注目を集めています。
靴下が履けない!?妊婦のつらさを体験
動画は、佐賀県・宮崎県・山口県の知事がジャケットを装着するところからスタート。
つけた瞬間から、「重いですね」「肩にくる」とびっくりした様子。それもそのはず、重りは7.3kg(妊娠7カ月)もあるんです。
そしてそのまま、知事には家事や仕事に挑戦してもらいます。
靴下が履けない、階段の上り下りがつらい…妊娠を経験したことのあるママにとっては、“妊娠中あるある”の1つかもしれませんが、知事にとっては初体験。……
家事をしない男性にむけたキャンペーン
この動画は、九州と山口県が合同で実施している「九州・山口ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン」の一環で制作されたもの。
九州と山口地域の男性は、家事関連に関わる時間が全国平均より短く、また妻は夫に比べて7倍働いているというデータがあるそう。
この現状を打開するため、妊娠中の女性の大変さを実感し、もっと家事や育児を手伝おうと、知事たち自らが体を張ってメッセージを伝えてくれたのです。
このキャンペーンはほかにも、「NO残業」やこれまでの育児に消極的だったことへの「反省」など、男性が家事や育児にもっと参加できるよう職場から変えていこう、という試みも行われています。……
つわりなるものが全くなく、やたらお腹がすいて食べまくっていた妊婦時代の私。
るんるん♪ららら~生活だったのが、お腹の赤ちゃんが成長するにつれて、動きにくいわ、寝にくいわ……。
これはもう、やっぱり経験しなくちゃわからないこと。
そんな疑似体験を知事自らするって、いいアイデアですね!
女性に優しい社会は、障害者や高齢者などにとっても優しい社会。
女性が働きやすい職場は、男性も働きやすい職場。
単なる女性保護にとどまりません。
昨日のブログもそうですが、厳しい状況にある方が危機感が切実で、思い切った手を打つようで。
これからは、パパママ共同で家事育児を担う時代ですからね。
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