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「ある動作をすること」「ある言葉をつかうこと」によって、人間は「ふしぎな力」を引き出すことができる。
このふしぎな力を使えば、良い人間関係も築けるという。……
■「ふしぎな力の正体」とは?
人をうごかすふしぎな力 (Sanctuary books)/こばりひさ

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「間脳」という言葉を知っているだろうか。間脳とは、大脳と中脳の間に位置する自律神経の中枢のことで、心臓を動かしたり、汗を出してくれたり、直感や感性などを生み出している脳のこと。
こばり氏によれば、この脳はなにか考えごとをしたり、思い出したり、判断したりしている脳とは違い、意識できない「潜在意識」として働いているという。
また、細胞の働きをコントロールしているのも間脳。細胞が活性化すると、リラックスした状態になり、ちからが出たり、からだがやわらかくなったりする。……
間脳が活性化すると、自分も相手も周囲の人たちも「なんとなく」その気になってしまう。これが「人をうごかすふしぎな力」のメカニズムなのである。
■緊張したときはサムズアップ+言葉を発することで和らぐ!?
では、どういった動作や言葉をつかうと、ふしぎな力を引き出せるのか。
たとえば、親指だ。……
親指を立てる「いいね!」のジェスチャーであるサムズアップの状態で、「親指」と言葉を発すると、緊張がやわらぐのだ。
大事な商談のときなど、テーブルの下で「足の親指に体重をかける」ようにすれば、緊張感がやわらぎ、集中して相手との商談にのぞむことができる。
■相手の習慣を拾って褒めることが印象を良くする
誰もが自分のことを認めてほしいと思っているもの。だから、人をうごかす一番簡単な方法は、その人の良いところをどんどんほめることだ。
このとき、簡単に相手に印象を残すほめ方がある。それは相手にとって、当たり前の習慣になっている行動を丁寧に拾ってあげること。「当人ですら気づいていない行為を拾って、その価値を高めてあげること」だ。
「本当に?」と疑われるようなことに意識を向けることで、長くその人の心に刻まれ、その人の活力として残り続けると著者。
なぜなら、その人が意識していないことに意識を向けるということは、その人の間脳に意識を向けることと同じだからだという。また、人をほめることで、間脳に作用し、ほめたこちら側も心地よくなってくるはずだ。……
褒める、ということではないですが、昔やっていたとあることを思い出しました。
いつも明るい人限定ですが、「本当は結構、暗いところもあるよね」と小声で囁くのです。
そうすると、いつも人から明るい♪と言われている人は、驚きます。
「どうしてわかるの?」
「私がそうだから」
そんな会話から、親近感、信頼感が得られました。
褒めるのが苦手な人は、褒めることにとらわれず、ちょっとした工夫をしてみるといいかもしれませんね。
言葉遣いひとつで、人間関係が格段によくなる。
そういうことって、確かにあります。
褒めるという行為は、実は人によってアプローチを変えた方がいいものだと思います。
だから、上記の相手に印象を残すほめ方も、誰にでも有効とは言えないのではないでしょうか。
でも、試してみる価値はありそうですね。
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