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ダメ社員は組織内に必ず2割!誰でも課題発見力を高められる方法
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今いる仲間で「勝手に稼ぐチーム」をつくる/池本 克之

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↑の著者がいう「勝手に稼ぐチーム」とは、メンバーひとりひとりが自分で考えて行動できるチームのこと。……

ところで「2:6:2の法則」をご存知でしょうか?

組織内で優秀な人は2割、普通の人は6割、仕事のできない人が2割という割合に分かれているという法則。

どんなに優秀な人を採用しても、この割合は変わらないのだとか。だとすれば、2:6:2のメンバーで「勝手に稼ぐチーム」をつくるしかないわけです。

難しそうにも思えますが、著者はどんなチームでも勝手に稼ぐチームにレベルアップできると確信していると断言します。

そのために必要なのが、チームの「課題発見力」を高めること。そしてチームの課題発見力を高めるには、次の5つの要素が不可欠だと主張します。

■第1の要素:鳥の目を持つ

「鳥の目、虫の目、魚の目」が重要だといわれることがあります。「鳥の目」とは、ターゲット全体を高い位置から見渡す視点。……

リーダーは当然、すべての目が揃っているのが理想ですが、メンバーにもそれを強いるのが難しいのも事実。

そこで、ひとつだけ選ぶとしたら、部下には「鳥の目」を持足せるべきだといいます。メンバー全員が「鳥の目」を持っていないと、リーダーはずっと鳥になって監視していなければならず、それでは勝手に稼ぐチームになれないから。

そして大切なのは、全体思考。会社全体の業務を把握し、すべてが自分とつながっているのだと考えられるようになると、全体思考ができるようになるそうです。


■第2の要素:チーム全体で学ぶ力をつける

この場合の「学ぶ」とは、「課題を発見して解決するようなチームのつくり方」を学ぶこと。そしてそのためには、チームのメンバー全員でチームシップ学習をするのがいちばんだといいます。……

具体的には、実際にそのチームが抱えている課題を洗い出し、解決策を考えて実施する。そのプロセスを全員で話し合いながら進めるうちに、チームはひとつになっていくというわけです。


■第3の要素:メンバー個人の自己成長力を育てる

課題発見力を養うためには、ひとりひとりの「個」の力を伸ばしていくのも重要なポイント。

自分がそのチームでなにをすべきかを考え、行動する。仲間が困っているときは一緒に解決策を考える。それがチームシップで大切な「個」。そして「個」を育てるためには、次の3つの方法が意味を持つのだとか。

(1)自分事にさせる:他人事だった仕事を自分事として考える

(2)学ぶ精度を上げる:習慣化し、学ぶ精度を高める

(3)発信させる:自分の考えを自分の言葉で発振する力を養う


■第4の要素:チームメンバーがお互いを理解しあう

メンバー同士がわかりあえないということは、往々にしてあるもの。しかし重要なのは、わかりあえなかった問題をそのままにしておかないことだといいます。

ただし「相手の立場に立って考える」ことは、実際にはなかなか困難。そこで著者は相互理解を深めるためのトレーニングとして、「ストーリーテリング」を勧めています。

・まずはテーマや目標をつくり、それを実現するまでの未来を、参加者に自由に描いてもらう。

・次に参加者を何人かのグループに分け、描いたストーリーを持ち寄る。

・そしてそれを1本のストーリーにまとめる作業をしてもらい、配役や小道具をつけて、即興で演じてもらう。

このプロセスを形にすることが大切だというのです。

突拍子もないように感じても不思議はないかもしれませんが、きちんと根拠があるようです。それぞれがまったく違う目的で同じ会社にいることを認識し、お互いの立場、相手の考えを受け止められるようになることが目的だというのです。


■第5の要素:全員で同じ方向を向く

会社やチームで一体感を持つためには、セクショナリズム(縄張り意識)は最大の敵。そしてセクショナリズムをなくすためには、会社が向かう方向性をひとつに定めることが大切。

そして、そのために必要なのは

・ミッション:企業が社会に対して果たしたい使命

・ビジョン:「こうなりたい」という将来像

・バリュー:社会に提供し、貢献する価値

この3つを共有することだといいます。ミッション・ビジョン・バリューを共有すると、リーダーがそばにいなくても、それぞれのメンバーが「うちの会社ではこれが大事だ」と判断しながら行動できるようになるというのです。……




「2:6:2の法則」。

蟻さんの例で有名ですよね。

怠け者を排除して、働き者だけにしても、その中の2割がさぼり出し、結局「2:6:2」になってしまう。

蟻さんも人間も同じです。

やはり、集団にはいろいろな人が必要。

縁あって入社してきたメンバーそれぞれに、それぞれの役割があるのです。

このことを常に心にとめながら、上記を参考に、チームの力を伸ばす工夫をしてみましょう。


     
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