ワーク・ライフ・バランスの問題を検討する際の考え方として「4つのコンロ理論」というのがあります。…… あなたの生活を4つのコンロにたとえて想像してください。各コンロは、あなたの人生の重要な4部分を表しています。
第1のコンロはあなたの家族です。 第2のコンロは友達。 第3のコンロは健康。 第4のコンロは仕事です。 4つのコンロ理論とは、「成功するためには、コンロを1つ消す必要がある。そして非常に成功するためには、2つ消す必要がある」というものです。……
つまるところ、私たちは選択を迫られているのです。あなたは、バランスはとれていないが、1つの分野で非常に充実する生活を選びますか? それとも、バランスはとれているが、どの分野でも可能性を最大限に発揮できない生活を選びますか?
こうしたワーク・ライフ・バランスの問題に対処するための最善策は何でしょう? ……
選択肢1:コンロを人に任せる
…… 生活の小さな部分を人に任せれば、それで節約した時間を他のことに使うことができます。ではこの発想を、生活の4部分のうちの1つに応用し、浮いた時間を他の3つに回すことはできるでしょうか?
それには仕事がもっとも良い例だと思います。……
もう1つの例は子育てです。……
人に任せることの利点は、自分の時間を割かずに、コンロを焚き続けられることです。……
人に任せることで、コンロを消さなくて済みますが、このように焚き続けることが、果たして充実と言えるでしょうか?
選択肢2:制約を受け入れる
…… 「特定の制約を前提とした場合、できるだけ成果を上げるにはどうすればよいか?」……
このような自問によって、自分の意識の焦点が、ネガティブなもの(いつも時間のなさを心配)から、ポジティブなもの(もっているものを最大限に活用)へと変わります。さらに、うまく計画すれば、制約が逆にパフォーマンスを向上させることもあるのです。……
選択肢3:人生の四季
4つのコンロを管理する方法の3つめは、人生を季節に分けるという方法です。完璧なワーク・ライフ・バランスを常に追い求めるのではなく、人生を四季に分けて考え、それぞれの季節で特定の分野に力を入れたらどうでしょう。
あなたのコンロ1つひとつの重要性は、人生のなかで変わっていきます。……
夢を一生あきめる必要はありませんが、4つのコンロを同時に強火にできることはめったにないのが人生です。今の季節は、あることをあきらめなくてはならないかもしれませんが、生涯のうちには、全部できるでしょう。ただ、一度にすべては無理ということです。Nathan Barry はこう言っています。「今の季節の目標に全力投球すること」……
時間もエネルギーも有限です。
すべてをし尽くすことはできません。
だからこそ、今、何を最優先するのかが大切。
人生の四季それぞれを堪能できるといいですね。
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