ありのままであることより、自分の希望に真剣に | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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「なりたい自分」になるには「他人に自分がどう見えているか」を気にしよう
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…… ペンシルバニア大学ワートン校で心理学の教授を務めるAdam Grant教授が最近ニューヨーク・タイムズ紙に発表した論文の中で「真正性の時代」について書いています。「真正性の時代」において、人は「本物の人生を生き、本物のパートナーと結婚して、本物の上司の下で働き、本物の大統領に投票したい」と思っています。

「しかしほとんどの人にとっては、"ありのままの自分であれ"というのは実はとんでもないアドバイスです」とGrant教授は言います。

Grant教授は、人間の性格には「自己観察」という興味深い特性があり、この特性によりその人がどのぐらい真正性を求めるかが決まってくると述べています。

自己観察力が強い人は、常に自分の置かれた環境を精査してそれにふさわしい社会的行動様式に沿っていけるように適宜調整しています。社会規範に背くのを嫌い、他人を傷つけることを必死で避けようとします。しかし、自己観察力が低いと、自分の置かれた状況に頓着せず、もっと自身の心理状態に左右されます。

Grant教授によれば、「自己観察力が低い人は自己観察力が高い人をカメレオンかペテン師みたいだと非難します」。しかし、時と場合によっては自分に正直である必要があるかもしれませんが(恋人と一緒の場合などですが)、あまりにも自分に正直でいると、しばしばその代償を払うはめになることが研究によりわかっています。

例として、Grant教授は23000人以上の従業員を対象にした136本の研究を包括的に分析した結果を取り上げています。それによれば、自己観察力の高い人のほうが「著しく高い評価を得て、管理職のポジションに昇進する可能性が高い」ことがわかりました。……

自己観察力の高い人は他人が本当に必要としているものを見つけることに多くの時間を費やすので、人の役に立つことが多くなります。

では、ありのままの自分を完全にさらけ出す必要がないとしたら、何を追い求めればよいのでしょうか?……

それは「真剣さ」です。

「自分が他人にどう見えているかに注意を払い、自分がなりたいと思う人間に見えるように努力しましょう。内面から変わるよりも外側から取り入れるのです」

たとえば、インシード・ビジネス学院で組織行動学の教授を務めるHerminia Ibarra教授の研究を考えてみましょう。

Ibarra博士はコンサルタントや投資銀行家を調査した結果、自己観察力の高い人のほうが、自分らしさを求める同僚よりも多様なリーダーシップのスタイルを取り入れる傾向が強いことに気づきました。彼らは組織の中で自分より出世している人間を観察して、その言動を取り入れ、しっかり自分のものにできるまで訓練を重ねました。彼らはありのままの自分でいたわけではありませんが、真剣であり、そういう人のほうが有能になりました。

ハーバード大学教授であり、ベストセラー作家でもあるAmy Cuddy氏も次のように言っています。

成功したければ、本当に成功するまで既に成功しているかのように振る舞いましょう。実際に成功するまでそれを十分に実行して、その振る舞い方を習得しましょう。……


…… だから、今度誰かに「職業は何ですか?」と聞かれたら、「どんな職業に就きたいですか?」と聞かれたつもりで答えましょう。

まず、自分の希望に正直で真剣になることです。次に自分の言葉を実現するために頑張りましょう。

人は自らが思い描いた通りの自分になるのですから。




なるほど。

確かにそうですね。

「ありのまま」を隠れ蓑にしていては、成長しません。

また、自己観察力が高くなければ、他人が本当に必要としているものを見つけにくいのですね。

目から鱗です。

なりたい自分になるために。

自身の思いと振る舞いから変えてみましょう。

先を見据えて。


     
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