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いばる上司はいずれ終わる―世界に通じる「謙虚のリーダー学」入門/鳥居正男

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↑の著者は、長らく外資系の世界で生きてきた人物。……
……外資系経験を積み上げてきた結果としていえるのは、「『日本人らしさ』こそが、グローバル競争を生き抜く鍵である」ということなのだそうです。……
その証拠に、外資系企業に身を置いていると、実は日本人よりも外国人の方が日本を高く評価していると実感するのだといいます。……
■仕事が自分を成長させてくれる!
……「月曜日の朝の感じ方」について興味深い記述をしています。
「また長い1週間がはじまるのか」と気分が落ち込む人と、「よし、今週もがんばろう」と意欲を持てる人——両者を比較した場合、人生のなかで仕事から学ぶことに大きな差が出るというのです。
受け身の姿勢である前者にとって、仕事はただの義務。仕事を楽しむどころか、つらく苦痛になる可能性もあるわけです。しかしそれでは、人生の限られた時間を浪費するようなもの。
しかし、逆に前向きな気持ちで仕事に向かうことができれば、仕事が自分を成長させてくれることを実感できるはず。
仕事が人間性を高める機会を与えてくれるということで、そう考えることができるようになれば、仕事に対する意識が変わるということ。
■99%と101%の違いは大きい
……自分に100%の力があるなら、毎日105%の力を発揮することを心がけて働いてきたそうです。……
一方、100%の力があるのに、「90%や95%でいいや」と妥協すれば、自分の成長にはつながらないでしょう。
だからこそ著者は、99%と101%の違いは2%ではないと断言します。
99%は、「与えられたことを淡々とこなせばよい」という受け身の気持ち。しかし101%を超えれば、気持ちは前向きになり、仕事を楽しめる領域に入れるというのです。
いわば、気持ちの持ち方だけで、プラスかマイナスかに大きく変わるということ。だから99%と101%は、完全に相反することだというのです。……
■管理職が社員のために尽くすべき
著者のなかにある「会社はがんばってくれる社員のおかげで成り立っている」という信念……
そして経営トップになってからは、「本来会社組織は逆三角形であるべきで、つまりトップや管理職が現場の社員のために尽くさなければならない」と考えるようになったのだといいます。……
月曜日が苦手な方。
気持ちの持ち方ひとつで、人生が変わってくるそうですよ。
「99%と101%の違いは大きい」
私は、この言葉が胸に刺さりました。
なるほど、違いは2%ではないのですね。
ただ今、反省中……。
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