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「手取りが多くてラッキー」があなたの老後を不幸にしていた…。脱法給与明細のカラクリ
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……普通の会社に見えても裏側で不正な操作を行っている“脱法給与明細”も存在する。それに気づかずに勤続していると、将来大損をするかもしれないのだ。


◆社会保険料のゴマかし。やけに手取り額が多いと思ったら…。

…… 社会保険料(健康保険、厚生年金)は、会社と社員で半分ずつ負担して納めるのが一般的だが、会社が負担する金額を安く抑えるために、給料を低く見せかけていた……。

年金や失業手当の受給額は、納付金額が計算のベースになるので、いざ年金や失業手当を受け取るときになって、「思ったよりも金額が少ない・・」ということにもなりかねないのだ。


◆あなたの会社は大丈夫? 社会保険料の計算式

社会保険料は、基本給、通勤交通費、各種手当の合計額に一定の料率を掛けて計算される。業種や加入保険組合によって料率は異なるが、現在の厚生年金保険の料率は、17.474%(18.3%の固定料率まで毎年上がり続ける)。これを会社と社員で折半することになるので、社員の負担は総支給額の約8~9%が目安だ。

仮に給与の総支給額が30万円だとしたら、社会保険の合計が2万4千円~2万7千円ほどなら問題ないが、これよりも極端に安かったりすると、給与記録の届け出を不正に操作している可能性がある。

控除額が明らかにおかしい場合は、自分が納付している金額を日本年金機構に問い合わせるなど、調べたほうがいいだろう。


◆給与明細がなぜか2枚。給料も2社から支払われる。

…… 雇用関係にある会社(A)と、グループ会社(B)、それぞれから給与明細が発行されており、両方から社会保険料が控除されている……。

給与明細を2つに分けて、(A)から支払う給与を安く見せかけることで、社会保険料が低くなる。すると、半分負担する必要のある会社側の経費が節約になる。さらに悪質なことに、会社は、控除は(A)(B)の両方から行い、納付は(A)の分しか納めていなかった可能性が高い。

保険料の会社負担が半分になる上に、控除は2倍の金額を差し引くという極めて悪質なケースだ。…… 



社会保険料削減。

悪しきコンサルというか、コンサルもどきの甘い口車にのって、2枚の給与明細を出すようにした会社。

年金の受取額などがかなり少なくなってしまうので、私はビックリしたことがあります。

「手取りが多くてラッキー」は、実はアンラッキー。

目先のことしか考えないのは、会社にとっても、社員にとっても、リスクがあるということ。

心しておきましょう。


     
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