といっても、あくまでも私の個人的な意見にすぎないので、あしからず。
私は、社労士開業を目指すなら、W資格ゲットのためよりも、もっと実践的なことにエネルギーを費やした方がいいのでは、と思っています。
実際、社労士と行政書士のW資格で開業し、社労士一本に絞られた先生もいらっしゃいます。
また、トリプル資格を保有し、有利なようでいながら、パッとしない方もいらっしゃいます。
要は、資格以外の要素が大きく影響している、ということではないでしょうか。
お客様は士業のカテゴリーに疎い方も多く、行政書士さんや司法書士さんの仕事を頼まれることがあります。
その時、お願いできる繋がりを持っていることが大事。
自分の事務所ですべて完結すると、紹介しなくてすむ代わり、紹介を受ける機会も少なくなるかもしれません。
また、同業で相談できる方の存在は、とても心強いです。
開業前に、そういう人間関係づくりをお勧めしたいと思います。
でも、まだ開業するつもりではないなら、勉強癖のついている今、勉強しておくのも手です。
試験運や相性もあるので、一概には言えませんが、宅建は、そんなに時間をかけなくてもいいかな。
私は、社労士試験が終わった後、合格発表までの間の勉強で、一発合格でしたから。
私のように法学部出身ではない場合、民法を学ぶちょうどいい機会でしたね。
法律を扱う専門職なのに、民法を全く知らないというのは、如何なものかと思っていたので。
ちなみに、私が勉強して、日常生活に役立ってよかったと思うのは、宅建とFP。
私のFP資格は、自腹を切る民間資格ではなく、生命保険協会認定のものだったので、資格は喪失しています。
保有資格云々ではなく、一般教養として身につけるのも、損はないですよ。
私は、2009年、社労士と行政書士試験のW受験で、後者は落ちているので、大きなことは言えないのですが、試験問題として、行政書士試験は好きです。
社労士試験はマークシート一色で、つまらないでしょ。
ただ、私が以前、社労士試験とのW資格で相談された時、推したのは、中小企業診断士です。
コンサルを考えるなら、知識の裏付けとしていいのではないかと。
ロボットにはできない仕事としてね。
社労士のW資格については、その人が今後どのような展開を望むかによるので、人それぞれでしょう。
人によっては、マーケティングや営業を優先させるでしょうし。
社労士として専門を極めるもあり。
自分と向き合い、将来を見つめて、考えて欲しいと思います。
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