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↑「4章 こつこつおいしくお酒を飲むコツ 長徹二」より
……「酒は百薬の長」……
この言葉の起源は2000年以上前の中国までさかのぼり、『漢書食貨志(かんじょしょっかし)』に記録が残っています。
じつはこの言葉は、酒と塩と鉄に対して政府が税金をかける目的で専売特許制を敷いた際に、皇帝が用いた「税金を多く集めるためのキャッチフレーズ」だったのです。
また、日本語で書かれた最古の文献は、かの有名な『徒然草』の第175弾であり、「酒は百薬の長言うけれど、多くの病が酒より生じている」とマイナス評価として記載されています。
民衆の間で酒を飲む習慣が徐々に浸透しはじめたかな蔵時代の書物にさっそく登場しているのも注目すべきところで、これもまた医療からの言葉ではなかったのです。……
お酒は「百薬の長」と広く喧伝されていますが……。
その起源を知って、ちょっとビックリです。
お酒好きの方には、よからぬ情報でしょうか。
ただ、ストレスも健康に悪影響を及ぼしますから、適量たしなむのは、いいかとも思いますが。
飲み過ぎには注意しましょう。
言葉の成り立ちを鑑みると、いろいろと面白そうですね。
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