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……神戸市の海岸にひっそりと女性の遺体が打ち上げられた。……
夫とは死別し、夫婦で暮らした兵庫県内の自宅で長らく1人暮らしをしていた。その住まいを訪れてみると、庭の槙の木もよく剪定されて丁寧な暮らしぶりがうかがえる。
「お子さんが2週に1回くらいは訪ねていらしたし、毎朝8時には電話をしてくれていたそうです。ときどきお子さんがおかずを持ってきてくれると話していましたよ。昨年は、3人のお子さんが白寿のお祝いをしてくれたって。紅葉の名所だっていう京都の永観堂へ、一緒に旅行もしたそうです。お子さんはみなさんご立派に成長されているし、年金もあって、経済的な不安だってなかったはずです」(近所に住む女性)
ゴミ出しで会えば気さくに挨拶を交わし、上品な印象の女性だった。…おしゃれにも気を使い、……健康面でも特に問題はないように見られていた。……
家族仲も良好、お金の不安もなく、健康そのもの。ご近所とのつきあいも活発で、傍目には“幸せな老後”に感じられた美代子さん。しかしその口癖は「100才にはなりたくない」だったという。……
長寿で市から表彰されたこともあまり喜ばしそうではなく、周囲が「ギネスブックに載るくらい長生きしてくださいよ」と言っても、困ったように「早く死にたいよ」と答えていたとの証言もあった。
彼女を知る人は皆、冗談かと笑って聞いていただけに、その死に驚いている。ただ、改めて振り返ってみると、美代子さんは、昨年12月に99才になってから、その言動に明らかな異変があったようだ。
「予兆というか、確かに死の準備をしていたように思うんです。業者を呼んで家の中のものを整理していたりね。…… ずっとタイミングをみていて、生きるのは100才になる直前までって決めていたのかなぁ…」(近所に住む男性)
なぜ美代子さんはそれほどまでに「100才」と「長生き」を否定していたのだろうか。もうひとつの口癖、「友達がいない」は、聞き逃せない言葉だ。
「孤独なイメージはなかったけど、やっぱり同じ年頃の友達はいなかったんじゃないかな。10年くらい前までは同年代の仲間とゲートボールをしていたのに、みんな亡くなったり、病気になったりして解散しちゃったんだよね。ひとりでウオーキングするようになったのもそれからかな」
公園仲間の、80代女性は、美代子さんを慕っていたけれど、埋められない年の差があったと話してくれた。
「やっぱり年代が違うからかしらね、話が合わないこともありました。……」
都内に住む80才主婦はこの話を聞いて、「すごくわかります」とうなずいた。
「夫がいなくなるより、同年代のお友達がいないほうがさみしく感じるんですよね。最近は喪中のはがきが届くたびに、『あぁまた、お友達がいなくなってしまったわ』と落ち込みます。この穴は子供や孫でも埋められない。なんだかひとり取り残されてしまったような孤独を味わいます」
う~ん。
100歳まで生きたい私としては、ビックリです……。
同年代のお友だちって、そんなに必要なのかって。
お友だちは必要ですけど、私は別に年齢は気にしません。
というか、今だって、年下のお友だちは多いですよ。
時代が違って、話が合わないことがあったとしても、それも楽しんじゃいますけど。(笑)
長寿で区や国から祝福されるのは、私の夢♪
でも、同年代のお友だちは、そんなに長生きしたくない、って言ってたな~。
確かに、仲のいいお友達がいなくなるのは淋しいし、人に迷惑をかけてまで生きたくはないけど。
ただ、私は、天から与えられた命は、最期の最後まで大切にしたい。
ひとりなっても、やりたいことはたくさんあるし。
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