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↑「PTパーソナルトレーナーに訊け!連載64
『全身改造』 中野ジェームズ修一
〝力の抜き方〟」より
「スポーツは、力を入れるよりも、力を抜くことの方が大切です」と、前回、言いました。
でも、本当は、「力を抜くことの法が難しい」と言った方が良かったかもしれません。
これはスポーツシーンだけではなく、日常生活でも言えることです。
例えば、デスクワーク中に、肩に力が入っている人がいます。
本人は、力を入れているつもりはありません。
でも、いつも首や肩のこり、腰痛など、なんらかの不快な自覚症状がある……。
これは、力が入りっぱなしで抜くことができないために、筋肉が局部的に硬くなった結果です。……
このようないわゆる「力み」の原因の多くは、緊張です。
「力を抜いて」と言っても、自覚はないので、抜くこと自体、難しいのです。……
「力を抜く」ことが上手になる方法として、有効なのが「筋弛緩法」です。
これは、アメリカの精神生理学者ジェイコブソンが考案したもので、緊張した筋肉を緩ませる技法です。……
両肩をすくめるようにして力を入れて持ち上げます。
目いっぱい力を入れるのではなく、6~7割程度の力で、10秒したら、一気に「すとん」と肩を落とします。
そのまま20秒程度、脱力状態を続け両肩の重みを感じます。
これを数回繰り返すと、脱力した感覚が掴め、力の抜き方がわかるようになってくるのです。
椅子に座ってもできますし、ベッドに寝ている時、立っている時、走っている時など、いつでも簡単にできる方法です。……
以前、PCを使うと、肩がこる、と思っていました。
それもあるにはあるでしょうが、緊張感の影響の方が大きいかもしれません。
知らず知らずのうちに力が入った状態になっていて、力の抜くという発想さえ持てない。
実際、そんな人は多いでしょう。
この「筋弛緩法」は、簡単にできるので、お試しあれ。
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