「ゼロ・ウェイスト運動」とは、ゴミを減らすのではなく、ゴミそのものを出さないというムーブメント。この運動は、アメリカだけでなくヨーロッパやアジア、アフリカなど、世界中に広がっています。
ハワイ郡(ハワイ島)は2007年からこの運動に本格的に取り組むようになりました。現在、日々の生活を見直すさまざまな試みが行われています。
ゴミを出さないために参考になるアイデアをいくつか紹介します。
・自分にとって本当は必要ではないものを排除し、モノの消費を最小限にする。
・発砲スチロールのカップやコンテナ、ビニール袋、プラスティックのスプーンやフォークなど、使い捨てのものを避ける。
・再利用またはリサイクルできる製品を購入する。
・買い物には自分のバッグを持っていく。
・なるべくパッケージのすくないデザインを選んだり、まとめ買いをするようにする。
・使ったモノはリサイクルする。
・緑のゴミはマルチングに利用する。
・食べ物のゴミは庭でコンポストにする。
(ハワイ・ゼロ・ウェイスト・オーガナイゼーションより抜粋・翻訳引用)……
ハワイ島にはゴミの収集がないので、ゴミは自分でゴミ捨て場に持っていかなければなりません。そうなると、ゴミを減らすために自然に努力するようなります。……
「ゴミを出さない」というと大変そうだけど、そもそも、古代ハワイにも江戸時代の日本にも「ゴミ」というものは存在しなかったのです。すべてのものは循環して、社会が成りたっていました。
ハワイも日本も、今のような使い捨て社会時代の期間の方が、ずっと短いのです。ちなみに、日本では上勝町がゼロウェイスト宣言をしています。
そう、江戸時代の日本は、エコロジー。
さまざまなゴミが回収され、蘇らせるリサイクル社会が出来あがっていたそうです。
今の私たちは、ゴミが出るのが当たり前の社会に慣れずぎですね。
そんな中、素晴らしいチャレンジをしている町が♪
上勝町?
知らなかったので、ネットで調べてみました。
上勝町ゼロ・ウェイスト宣言
未来の子どもたちにきれいな空気やおいしい水、豊かな大地を継承するため、2020年までに上勝町のごみをゼロにすることを決意し、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)を宣言します。
1 地球を汚さない人づくりに努めます。
2 ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最善の努力をします。
3 地球環境をよくするため世界中に多くの仲間をつくります!
平成15年9月19日徳島県勝浦郡上勝町
ゴミをゼロにまではできなくても、できるだけゴミを出さないように暮らしていきたいですね。
一人ひとりのちょっとした意識で、世の中は変わっていくことを期待しています。
下記の画像をクリックしてくださると、
ランキングのポイントが入ります

るんるん♪応援をよろしくお願いいたします
