熱狂しやがれ - 転職せずに100倍楽しく働く方法 -/小杉 俊哉

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↑の著者は、NEC、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長を経て、アップルコンピュータ株式会社(現アップルジャパン)人事総務本部長に。
そして、そののち独立したという人物。3万人にキャリア研修を行ってきた実績もあり、つまりは誰よりも、「人が成長していくさま」を見てきた人物だということです。……
きょうはそのなかから、会社員にとってのお金、すなわち「給料」についての記述を引き出してみたいと思います。
■同じ給料なら難しい仕事を選べ
…… そもそも難易度が高い仕事にチャレンジするとき、人は自分の実力以上のものを出さなければならないといいます。……
いまの仕事に甘んじることなく、少しずつ背伸びをすることによって可能性が開けていくというわけです。
しかも、そうやってチャレンジした結果が成果につながれば、周囲から賞賛され、自尊心も満たされるもの。
それこそがビジネスパーソンにとっての至福の瞬間であり、それが最高の養分となるのだといいます。つまり、「やり甲斐」が生まれる瞬間。
また、それだけではありません。一時の幸せを噛み締めたら、そこに安住することなく、さらなる幸せを求めて新しいチャレンジを指向するべきだということ。
そうなると怖いのはゴールとしての「成果」ですが、仮に成果につながらなかったとしても、気にする必要はないと著者はいい切ります。
なぜなら仕事に熱狂している人は、成果を出せなかったとしても「ベストを尽くしたのだから仕方がない」と、気持ちをすぐに切り替えることができるものだから。
いっぽう、中途半端な気持ちで仕事に取り組んでいる人は、失敗を経験してもその原因がわからないもの。だから結果的に、失敗したという「結果」だけを引きずってしまう傾向があるのだそうです。
しかし、著者はこう断言します。本来、仕事の醍醐味とは「プロセス」にあるのだと。プロセスで全力を尽くすことで、はじめて失敗からなにかを学び取ることができるというわけです。
「今回はこうやって失敗したから、次はもう少し工夫をして絶対に成果を出そう」と、再挑戦に向けて自分を鼓舞できるということ。……
確かに、人は背伸びをすることによって、成長を遂げます。
あまりに自分に手の負えないことだと、それはそれでモチベーションが下がってしますから、ちょっと頑張れば何とかなるかもしれねい、というあたりがいいのでしょうか。
私は、かのエジソンの名言を思い出しました。
「私は、今までに、一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ」
プロセスを大切にしたら、すべてが成功につながる得る道。
茨の道の仕事を選んだ方がいいのかも♪
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