少年と町工場が生んだ〝一生逸品〟の物語 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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サンデー毎日 2016年03月27日号 [雑誌]/著者不明

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↑「北村森の一生逸品146
少年と町工場が生んだ〝一生逸品〟の物語」より

…… 東大阪は、ものづくりの街で知られています。

この街に建ち並ぶ町工場が連携し、昨年の春、「大切なだれかのために考えた発明品」のアイデアを地元小学生から募集しました。

230を超える応募から「低学年部門」の優秀作に選ばれたのは、小学2年生の少年の作品で「手先が不自由になった、カニ好きのおばあちゃんに贈りたい、自動カニ剥き機」。……

町工場の人たちがこの作品を選んだのには理由がありました。

「簡単に作れると目に見えているもではなく、町工場の技術をもってしても難しいものに挑戦してこそ、意義があるはず」……

熟練の町工場の面々でさえ、どこから手をつけていいか途方に暮れたそうです。……

昨年12月、ようやくモックアップ(模型)を作製できました。……

「刃の部分、ウチが協力できるぞ」「作動する部分に二重テコを導入すれば、非力なおばあちゃんにでも手軽に操作できそう」といったふうに、東大阪の町工場の社長たちが知恵をどんどん寄せ集めました。……

今年2月末、ついに完成しました。

協力した町工場は21社、この1台を作るのにかかったコストは約60万円。……

発明主である少年は、これを「カニニカ」と名付けました。

カニを食べたら、自分にも、おばあちゃんにも、ニカッとした笑顔が浮かぶから、という理由でした。……

作れる見通しもない製品づくり(それも市販するわけではない)に挑んだ町工場の姿は、本当に立派でした。

東大阪の底力を内外に示したという意味で、この「カニニカ」、少年だけでなく町工場の人にとっても文字通りの〝一生逸品〟になったと思います。



少年のおばあちゃんを気遣う優しい気持ちと、町工場が協業してアイデアを形にした熱い思い。

感動しました。

「カニニカ」にニカッとしますね~。

東大阪だけではなく、日本の町工場の潜在能力って、本当にスゴイいのだろうなと想います。


      
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