「死ぬときぐらい好きにさせてよ」 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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AERA 2016年 1/25 号 [雑誌]/著者不明

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↑「骨も墓もいらない0葬のすすめ
なぜこんなに葬儀にお金がかかるのか」より

……ドキュメンタリー映画としては異例のヒットをした「エンディングノート」のことを思い出した。

これは、監督の砂田麻美さんが、退職後にがん宣告を受けて死を迎えようとしている父親の姿を追った作品である。

その父親は優秀なサラリーマンであったに違いなく、自らの死に至る準備の過程についても、仕事の段取りをつけていくような形で万事合理的に進めていく。

砂田さんのお父さんは、まさに「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と、自らの死の準備をしていくのだが、彼の場合には、かなり徹底している。

一番それが現われているのが、「リーズナブル」であるという理由でカトリックに入信し、キリスト教徒となって葬られようとするところだ。

リーズナブルであるというのは、キリスト教で葬られれば、仏教式の葬儀とは異なり、戒名料などの余計な費用を取られないからである。

式場となる教会にお礼は必要だが、お寺に対するお布施よりは安い。……

……想像力や妄想は必要であり、死んだら無になる、塵になると考えるよりも、天国や極楽に行けるのだと考えていた方が、やはり安らかに死んでいけるに違いない。……
(宗教学者 島田裕巳)



「死ぬときぐらい好きにさせてよ」か。

願わくば、「死ぬときも好きにさせてよ」がいいですが。


確かに、カトリックは、お葬式に限らず、他の宗教に比べてリーズナブルだと思います。

同じキリスト教でも、プロテスタントだと、献金額は給料の何%と決まっている場合がありますが、カトリックは何の〝縛り〟もなし。

厳格そうでありながら、意外と自由。

カトリックのお葬式は明るくあっさりしていていい、と言ってカトリックになられた方がいらっしゃるので、砂田さんのお父様も単に経済的な面だけで入信されたのではないかもしれませんね。

もしかすると、死を目前にした時には、死んですべてが終わりではない、という概念をお持ちになりたくなったのかも。



      
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