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↑「『新興宗教』指導者の演説に
なぜ惹きつけられるのか
ジャーナリスト 藤倉善郎」より
……現下の日本では、聴衆を熱狂させる技術を駆使して演説を行うのは、独裁政治家ではなく、巨大新興宗教の〝カリスマ教祖〟たちだ。……
…… 会員数1200万人と称する宗教法人「幸福の科学」。……
日本大学芸術学部の佐藤綾子教授(パフォーマンス学)はこう分析する。……
「(総裁)大川(隆法)氏は話し始めるまでに、約50秒間をかけています。
これは『じらし』の技術というもの。
じらされることで、聴衆の期待感が高まるのです。
そして、〝いざ、ビックバンへ!〟と台詞を3回も繰り返すのは、『二元重複』という技術。
連呼することで、聴衆の頭に特定の言葉を植え付けるのです。……」
……7万2000人の信者がいると称する「ワールドメイト」のリーダー、深見東州氏……。
……佐藤氏はこう解説する。
「深見氏は『親和表現』と『コンシート話法』の使い手です。
まず、『親和表現』とは簡単に言うと、相手に親近感を覚えさせることです。
あらゆる場面で、彼の語り口は始終、優しい。
その上で……途中で壇上から降りてきて、聴衆と同じ目線で話をします。……
一方、『コンシート話法』とは、相手が予期していなかったことを急に言って驚かし、好印象を植え付けるというもの。
……彼が見せるおどけた動作や、普段から口にしている冗談が、これに当たります」
要するに、優しくて偉大だと思っていた人間が意外にお茶目な一面を持っているところが、受けているというわけだ。……
……公称827万世帯の信者数を擁する巨大組織「創価学会」のドン、池田大作名誉会長……
「……相手の状況に応じて、巧みにアメとムチを使い分け、話法を変えているんです」(学会幹部)
様々な演説技術を手法を駆使している3人の〝教祖さま〟。
……佐藤氏は、彼らに共通する重要なスキルとして、「アイコンタクト」を挙げる。
「皆、一様に体を絶えずゆっくり回転させて、まばたきを少なめにして話をしています。
身体ごと頭を一定時間、一定方向に向けることで、聴衆は〝大勢の人がいるのに、自分のことを見つめてくれている〟と錯覚するんです。
これが『アイコンタクト』という技術。
まずはこの技術を持っており、後はそこからの〝プラスアルファ〟となっているのです。……」……
PTA会長時代に、創価学会の知人から学会の何かのお誘いを受けた時、「公の立場にいるので」とお断りしました。
その後、「もうPTA会長じゃないから、いいでしょう」と、池田大作のビデオセミナーに誘われ、好奇心で行ってみました。(もちろん1回限り)
あら探しに行ったのにもかかわらず、思わず感動。(笑)
信者さんだったらさぞかし……、と思いました。
カリスマ性があって、オーラがある、そこはさすがですね。
個人的には、新興宗教がいいとは思いませんが、彼らの人を惹き付ける話術は、やはりスゴイと思います。
私たちも、活用できるところは、利用してみましょうか。
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