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↑ 「小島敬子の幸福論13
グローバルって何?
小島教仁さん(タレント、エッセイスト)」より
…… アメリカの経営学者ジャン・コッターによると、リーダーとは「変革をする人」のこと。
学歴とか社歴に関係なく、変革するためのトライをいっぱいしている人を、HBS(ハーバードビジネススクール)は採っているとのことです。……
リーダーシップって変えることなので、どれだけ失敗してきたかも判断材料になるようです。……
もちろん人によりますけど、日本の企業でうまくやっている人が、海外のビジネススクールで目立たなくなることはありましたね。
おそらくそんな人は、与えられた環境に対応するのが非常にうまい人たちなんだと思います。
ただ、海外で「そもそも、お前は何をやりたいの? どう思うの?」と自身を想いを聞かれたときに、うっ、と詰まって答えられないのかもしれません。
アメリカだと、どんな考えでも、自分の考えは自信を持って話していい、むしろ話せ、と教師が議論をつくすことの大切さを伝え続けていますから、教育の差はあると思います。
もう一つ、日本ではとにかくグローバルになることを小難しく捉える傾向があり、それに少し違和感があって。
たとえば、ある書籍に、「海外のビジネス相手に、ディナー中、『日本の元寇について教えてくれ』と言われ、そのときにうまく答えられないと2回目のディナーはないから、海外に行くならまずは歴史を勉強しなさい」というようなことが書いてありました。
でもそれはポイントがずれていると思う。
その人の話が面白ければ元寇の話題になるわけがないですから。(笑)
まずはもっと身近なこと。
歴史の勉強よりも、相手と向き合って、コミュニケーションを取ることを大事にしたほうがいい。……
日本の教育も、若干ではありますが、変わりつつあるのではないでしょうか。
私が「働くって?」という授業をした中高一貫校は、今年初めて、学校側からワークの時間を入れてほしい、という要望がありました。
これまで講義形式のみだったのですが、今回は小グループで話し合い、発表する、という場を設けました。
生徒たちはぎこちない様子でしたが、学校によっては、生徒たちがスムーズに発表することができ、これは〝慣れ〟だと思います。
私が学校教育を受けた時代は、学校の先生による受け身の授業しかありませんでした。
でも、今は違います。
外部から講師を招いたり、生徒自身に考えさせる授業があったり、多様化しています。
昔よりもグローバルに育つ下地があるこれからの子どもたち。
自分の意見をしっかり持って、コミュニケーションを取ってほしいですね。
そう、失敗を恐れずに。
日本には「七転び八起き」という言葉あるのですから、失敗に対して、もっと寛容にならないと!
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