「時空医療」で身体はこう変わる | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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週刊文春 2015年 11/26 号 [雑誌]/著者不明

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「『時空医療』で身体はこう変わる」より

人の臓器はそれぞれ「記憶」を持っていることが最近の研究でわかってきた。

臓器に残る「記憶」を生かし、病気の予防や治療ができないか。

この考えを「時空医療」と呼び、提唱しているのが慶應義塾大学医学部の伊藤裕教授だ。……

臓器のなかで最も老化しやすいのが、腸と肝臓です。

血液の消費量で見ると、腸は全体の30%で1位、肝臓は20%で2位。

この二つの臓器がたくさん血液を使うため、最も早く年をとると言われています。……


一生の時間をどううまく使うかで、「臓器の時間」を遅くすることも、逆に時間を戻すことも可能かもしれないのです。

子どもの「学び」は、母親のお腹にいるときから始まっています。

第二次世界大戦時、ドイツ軍の占領下に置かれたオランダでは、一日の食料配給が大人一人に七百キロカロリーしかありませんでした。

これに遭遇した妊婦から生まれた人たちを追跡調査すると、五十歳で肥満や糖尿病になる方が同世代より明らかに多いという事実が判明しました。

母親の栄養状態を胎児の臓器は学んでいたのです。

最近、やせすぎの若い女性が増えています。

気をつけてほしいのは、やせた女性から生まれた子どもは生まれた時の体重は低いのですが、逆に将来メタボになるかもしれないことです。

動物実験の結果だと、こうした親から生まれた子どもたちはストレスに対して過敏になり、その結果肥満や糖尿病になりました。

これから子どもを産むお母さんはしっかり栄養をとりましょう。

もし自分の生下時体重が二千五百グラム未満であれば、食べることに気をつけて節制を意識してください。

成長時期にあたる子供時代の食環境も、全身の臓器に記憶されて、将来かなり影響されてくる可能性があります。

お子さんがいらっしゃるご家庭は、そこを意識して育てるべきだと思います。

臓器の記憶を侮ってはいけません。

大事なのは栄養環境、それから運動不足、そしてストレスです。……

四十代くらいの中年の方なら、生活習慣病への道がはっきり分かれてくる時期ですが、まだぎりぎり間に合います。……

自転車に乗る練習も、いったん乗れるようになると、意識しなくても乗り方を忘れることはありません。

こうした体が覚えている記憶は「手続き記憶」と呼ばれています。

まさに体で覚える自転車の練習のように、いい生活習慣を繰り返し続けてください。……

最近、運動をたった二十分間することで、筋肉の細胞の遺伝子にエピノゲムの変化(環境の変化で遺伝子の働き方が変わる)が起こることが示されました。

運動など私たちができる努力で「臓器の記憶」が書き換えられるかもしれないのです。……

一方、定年を迎えた高齢者の方なら、臓器の老化が進むなか、臓器が少しでも長く働くように大切に維持することに努めてほしいです。

そのためには臓器の統合役となる「脳のリラックス」が大切になります。

記憶の書き込み過ぎは、かえって「臓器の時間」を進めてしまいます。

自分の興味のあることに目を向ける生活を送れば、脳のリラックスにつながるでしょう。……



「時空医療」とは、聞き慣れない言葉ですが……。

自転車に乗る例だと、体が記憶しているということがよくわかりますね。

いつの時代にも、私のような自然の痩せは一定数いると思いますが、今の時代は、ダイエットしてやせずぎた若い女性が多すぎます。

将来のことを考えて、きちんと栄養をとってほしいです。


それにしても、臓器の「記憶」の重大性。

改めて感じ入りました。

さあ、いい生活習慣で、いい臓器の「記憶」づくりを!



      
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