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↑ 「職場の問題児の『心のカルテ&処方箋』
精神科医 片田珠美」より
…… 他人を攻撃する人は「利得型」「置き換え型」「羨望型」「自己愛型」「否認型」の五タイプに分かれます。
(図より)
上司に抱えると厄介なタイプ
<利得型> 困った無能な上司
●心理的構造
自分のメリットや損得にとても敏感。
自分が損をするとか、自分の得にならないという場合、相手を徹底的に攻撃する。
自分の主張の正当性、根拠の有無などお構いなし
●問題行動の典型例
「君の将来を思って言うんだが……」と言いつつ、誰でも無理とわかる過大なノルマを部下に押しつけて部門全体の目標売り上げをアップさせ、役員にアピールしたがる部長
<置き換え型> 八つ当たりさん
●心理的構造
上の人間から批判されて心のなかに抱え込んだ不満や怒りのはけ口を、自分より下の人間に求める。
職場内の攻撃の連鎖を生む大きな原因となる
●問題行動の典型例
昨日、部長から仕事のことで叱責を請けた課長が、突然、部下を呼び出して「この案件はどうなっている。受注が取れなければボーナスはカットだ」と怒鳴りつける
同僚や部下に多くて何かと雰囲気を悪くするタイプ
<羨望型> けなしたがり屋さん
●心理的構造
他人の幸福がどうしても我慢できず、怒りとして爆発してしまう。
ただし、恥ずべきこととわかっていて、「どうせあのブドウはすっぱいに決まっている」と相手を否定したりする
●問題行動の典型例
同期のトップで課長に昇進した仲間のことを、「どうせ課長になっても、責任ばかり重くなって、給料があまり上がらずでは大変だよな」と言ってけなす人
<自己愛型> かまってちゃん
●心理的構造
実力や経験が不足しているにもかかわらず、プライドが非常に高い。
自分が他人より優れていることを主張するために、自分の正しさを前面に押し出す。
●問題行動の典型例
「この前、一流企業の○○会社の社長さんと会ってさ」「ボクや有名な△△大学の出身でさ」など、実力とは関係のないことを言っては、いつも相手を見下している
<否認型> その場しのぎの人
●心理的構造
自分にある「悪」や「非」を相手に投影し、攻撃することで、自分にそれらがないように見せかける。
その場の「快感」「快楽」を優先し、現実に即した判断ができない
●問題行動の典型例
自分の努力や勉強が足りないから営業成績がアップしないのに、「注文を取ってこれないのは、課長の日頃の教え方が悪いからですよ」と逆切れする若手女性社員
…… 次の四つのステップで身を守りましょう。
第一段階は「気づく」ことです。……
どうしてこの人はこんなに攻撃的なのか、少し変なのではないかとまず気づくことです。
次に「観察」で、先ほどの五つのタイプの何型なのかを見きわめる。……
そのうえで「分析」する。
なぜこんな理不尽なことをするのかと。……
最後のステップが「自分にできることを考える」ということです。
相手が羨望型だとすれば、自分が課長に昇進したことを周りに声高に自慢していたのではないかと少し振り返ってみる。
相手にしないことも大切です。
他人を変えるのは困難なので、距離を置く。
一方で、理不尽なこと対しては時には反論してもいいでしょう。
ただし、相手を必要以上に刺激しないように表現には十分気をつけてください。
そこで自分の身を守るためには、記録に残しておくことも必要です。
さらに大切なのは、できるだけ周囲の人に話すことです。
一人で抱え込まず、誰かに聞いてもらうことで楽になることもあります。
また、同僚や別の上司、他の部署の人に相談することで、意見がもらえます。
日頃から相談できる人間関係をつくっておきましょう。
最後に申し上げたいのは、こうした攻撃する人たちのほとんどは無意識にやっているということです。
だから罪悪感がない。……
攻撃する人たちのほとんどは無意識というのは、本当にそうだと思います。
だから、厄介なのですけど……。
でも、要は、コンプレクッスの裏返しだと思うのです。
だから、私は、とにかく持ち上げて差し上げます。
ちなみに、大企業を定年退職されて起業された社長さんには、攻撃タイプはいらっしゃらないですね~。
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