懸命なる無垢な姿 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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昨日よりも今日、今日よりも明日の自分が
よりよくありますように!

上智の図書館に「読売新聞『編集手帳』傑作選
「竹内政治明の目⑥」なる小冊子が置いてありまして。

少々古い記事からの引用ですが、3日間ほど私が心に残った言葉を紹介させてください。

2013.4.4 『無垢の言葉』より

…… 中桐雅夫『母子草』の一節……

<誰でも経験があるだろう、運動会で
子供たちが懸命に走っているのをみると
眼がうるむのだ、自分の子でもないのに
ビリの子供の力走には涙が出てくるのだ>……

大人はときに自尊心から手抜きをする。

「まだ本気を出してないもんね」と、負ける言い訳をあらかじめ用意することがある。

全力を尽くして敗れることを苦にしない子供は、無垢の競技者である。……

年齢とともに人は何かを身につけていくのか、なくしていくのか、ときどき分からなくなる。……



私は、水泳記録会でうるうるしたことがあります。

近隣の学校の小学生(何年生だったかな。1学年)が一同に会して泳ぐのですが、使用するプールは持ち回り制。

授業の一環として行われるので、通常、保護者は目にすることができません。

ただ、たまたま私は、PTA会長時代にうちの学校で開催され、スピーチがあるので、出席させていただきました。

全員、25m泳ぎます。

でも、なかには25m泳げない子供たちがいます。

そうすると、その子たちは、何回も足をつきつき、泳ぎ切るのです。

1着の子からは、遅れに遅れて。

ゴールした時は、自然に盛大な拍手がわきます。

初めから25mは泳げないことがわかっていて、それでも自分なりに全力を尽くす姿は、感動もの。

その時のことを思い出しました。

同時に「負ける言い訳をあらかじめ用意している」自分を恥じ、懸命なる無垢な姿を見習わなければ、と心しました。


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