「Ms Wendy in this month
野中ともよさん」より
肩書きは「NPO法人ガイア・イニシアティブ代表」となっていますが、元キャスターと申し上げた方がわかりやすいでしょう。
…… 私が子どもの頃、父は外資系企業の日本のCEO(最高経営責任者)でした。
今でこそ当たり前になりましたが、ヘッドハンティングされて職を変えて行くわけです。
ものすごい勉強家で、父の生き方そのものが教育でした。……
「友達というのは、その人の役に立ってあげられる人。
働くというのは傍の人を楽にしてあげることだ。
人のお役に立てるような人間になりなさい」というのが両親の教育方針でした。……
そうしてアメリカの大学院で鍛えられた私は、帰国後、自分の作品をまとめたポートフォリオを持って、ある新聞社を訪ねました。
自分で言うのもなんですが、すごい写真も撮れていたし、記事も英語で書ける、意気揚々と出かけました。
ところが、男社会の新聞社にとって私のような人間はもっとも使いにくいタイプだったんです。
採用されるどことか……軽くあしらわれ、すっかりしょげて帰宅しました。
すると父は「おめでとう!
社員教育にまったく経費をかけずに、こんなにすごいことができる人間を雇わなかったということは、人の能力を見抜く力のない人たちがとんでもないマネジメントをしている会社だということだ。
それを入社前に教えてくれたんだから、それで良かったんだよ。
今夜はお祝いだ!」と言ってくれました。……
年齢による差別が法的に規制される以前のことですが、私は小さな会社の営業事務職に応募し、面接時には「是非」というお話でした。
ところが、結果は不採用。
「今後の求職活動の参考にしたいので、不採用理由を率直に教えていただけませんか」とお聞きしました。
すると、その答えは。
「能力のある年配の人より、若くて何も知らない方がいい、という意見の方が強かった」とのこと。
もちろん、こんなことでるんるんりかちゃんが落ち込むはずはありません。
私は、結婚前に富士通で3年間一般事務をして、面白くないから二度と事務はやらない、と思っていたのです。
そんな私が応募したのは、求人票に「一人で切り盛りしてください」と書いてあったから。
「若くて何も知らない方がいい」という現場じゃ、切り盛りなんてできないじゃん。
ただの事務なら、結構だわ。
切り替えが早いタイプは、次はどうするか、ということしか考えません。
めげている暇なんて、ないんです。(笑)
ただ、一般的には、やはり不採用だと、がっかりしますよね。
野中さんのお父様の言葉をその人の状況に応じてアレンジして、「おめでとう」と言ってあげたいわ。
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