映画や絵画、音楽などにも増して、脳が育つための最良の肥やし――脳科学者としてお馴染みの茂木健一郎さんは、それは「本」だといいます。……
まず本読むことの利点のひとつとして茂木さんは、「読んだ本の数だけ、高いところから世界が見える」ということを挙げます。
イメージとしては、読んだ本の数だけ、足の下に本が積み重なっていき、10冊読んだ人は10冊分の高さから、100冊読んだ人は100冊分の高さから世界が見えるのだといいます。
さらに、さまざまなジャンルの本を読むことによって、その足場はより安定するとのこと。……
この「本を読むと足場ができる」という現象を脳科学の言葉で表現すると、脳の側頭連合野(記憶や聴覚、視覚をつかさどり、その人の経験をストックする機能を持つ部分)にデータが蓄積されていくということであり、つまり本を読むことは、自分の経験を増やすことでもあるのだと指摘します。
では、実際にどのような本を読めばいいのでしょうか。
選ぶときのポイントのひとつとしては、「読み切れてうれしい、と感じられるような、簡単すぎず、難しすぎないくらいの本に挑戦」すること。
無理だと思っていたことができて喜びを感じたとき、脳の中にはドーパミンが放出されます。
そしてドーパミンが出ることにより、脳内ではその行動を取る回路が鍛えられていくのだそうです。
そのため、たとえ現段階では読書が苦手な方も、自分なりの難易度を設定してクリアし、喜びを感じることを繰り返していくうちに脳が鍛えられ、次第に読書が楽になっていくのだといいます。……
頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)/茂木 健一郎

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読書で足場ができるというのは、いいですよね。
自分の体験なんてたかがしれているけれど、本を読むことによって、世界が広がります。
ただ、自分にとっての「簡単すぎず、難しすぎないくらいの本」の選択は、いささか難しいかも。
上記の茂木先生のお勧め本を参考にするのもいいけれど、何となくの自分の直感で決めるのも、悪くはないと思います。
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