「追悼 マイヤ・プリセツカヤさん
美しくも強靭だった白鳥 森下洋子さん」より
…… マイヤさんは旧ソ連体制下、ご両親を失うなどさまざまは苦しみを体験されました。
しかし、不撓不屈の魂を持ち続け、その理不尽を美しい舞台表現で世界に訴えようとした女性だったと思います。……
絶対に後ろを向かず、前を向いて生き抜く生涯に、私も大きな影響を受けました。……
また、彼女は80歳を超えても踊り続け、生涯現役の舞姫でもあった。
それはご自分への厳しさ、そして失われたご両親の命も含め、若い頃から味わったすべての苦しみや背景を背負ったうえで、自分は闘い、踊るという魂の結露だった。
だから、彼女が歩き、お辞儀をするだけで特別な輝きがありました。……
20世紀最高と賞賛された元ポリジョイ・バレエのプリマで、平成18年の第18回世界文化賞(演劇・映像部門)受賞者のマイヤ・プリセツカヤさんは、2日、心臓発作で死去した。89歳
森下さんがおっしゃる通りです。
舞台にマイヤ・プリセツカヤさんが登場する。
ただ、それだけで、場の雰囲気が変わるのです。
踊らなくても、ただ歩くだけで。
客席からですが、私は、彼女ほどオーラのある方に出会ったことはありません。
彼女の代表作のひとつ「瀕死の白鳥」ですが、本当に感動しました↓
微笑みが美しい方でした。
その微笑みの奥には、辛いことがたくさんあったでのでしょうが、すべてを昇華なさったかのように。
歳を感じさせない、凛とした佇まいも素敵でした。
ずっと現役でいらしたのは、たゆまぬ努力の賜物でしょう。
芸術性でも人間性でも素晴らしくあり続けた20世紀最高のプリマ、マイヤ・プリセツカヤさん。
安らかに憩わんことを。
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