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↑「ツチヤの口車 なぜ衰えるのか 土屋賢二」より
十日ほど高熱で寝たきりになった影響は大きかった。……
駅の階段を上ると、明らかに脚力が衰えているのが分かる。……
生まれたばかりの幼児は多くの能力をもっているが、成長するにつれて使わない能力を惜しげもなく捨てていくという。
この仕組みが年を取っても続けているのではないだろうか。
どんな能力も使わないと「もう要らないんだね」と判断されて容赦なく切り捨てられる。……
能力を失いたくなければ、無駄な機能でも、使い道がなくても、使い続けるしかない。
人間には無駄がないと生きていられない。……
筋肉も頭脳も、使わなければ衰える。
理性的には自明の理ながら、感情的にはちょっと認めたくないことですが、そうなのですよね。
生まれながらに持っている能力を、私たちは使わないから次々と失って行く。
それも本当にそう思います。
ほら、大震災の時など、動物や赤ちゃんは、普段と違う行動をしたりするでしょ。
大自然の危機を察知する能力は原始的なもので、知識や常識を身につけると、なくなってしまうものなのでしょう。
「能力を失いたくなければ、無駄な機能でも、使い道がなくても、使い続けるしかない」
これ、名言じゃないですか。
「ツチヤの口車」ファンの方は多いと思います。
今回引用した箇所はマジメな部分ですが、毎回毎回面白おかしく文章を書ける才は、際立っていますよね。
いつも感心しております。
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