編集委員 鵜飼哲夫 心の備えあればこそ」より
…… エッセー集『情の力』を書いた作家、五木寛之さんに教えられたことがある。
「情報」はもともと軍の用語で、日露戦争の頃の「情報将校」は、敵の兵力、補給能力などを調査した。
その時、一番高級な情報は、敵の士気だったという。
桶狭間の戦いでは、今川義元の大軍の戦意の低さを、信長が見抜いていたことが勝因だったという説もある。
もちろん、精神力の強調は禁物だ。
あの戦争では、兵も食糧も足りないのに精神力を強調し、敗れた。
肝要なのは兵力や食糧など戦への備えで、精神力は最後に試される。
自然との闘いでも同じではないか。
津波の備えとして防波堤なども適宜必要だが、備えあれば憂いなし、とはいえない。
自然の猛威は人間の想像力を超えるからだ。
肝と心は人体の大事な部分。
いざという時の心の働きも肝要である。
かつて「一番高級な情報は、敵の士気」であったというのは、実に納得できるところ。
「精神一到何事か成らざん」とか「一念、天に通ず」という言葉がオーバラップしますが、それだけ精神力が左右する物は大きいのですよね。
誤った方向へ使われると困りますが。
「心の備え」
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