「養老先生のさかさま人間学 生きるっておもしろい
寛 どちらが良いとは言えない」より
「寛」はいい字ですね。
寛容とか寛大とか、何か失敗してもゆるしてもらえそうです。
だから寛容である当人よりは周囲の人が救われる字です。
「敵」はそのぎゃくです。
でも学校で厳しかった先生は後でなつかしくなることがあります。……
厳しくしかられると、後々まで覚えていて、教訓になります。
でも寛大にあつかわれると、その時に「もうかった」と思うだけで、そのままになってしまいませんか。
それだと自分の悪いところが直らない。
長い目で見ると教育は厳しい方が良いかもしれません。
厳しく教育されると、後が楽だということもあります。
あの厳しさにくらべたら、このくらい何でもないや。
そう思えることがふえるからです。……
「寛」と「敵」のように、一見反対の言葉を持つ言葉はたくさんあります。
そのどちらが良いとか悪いとか、そいういこと実はないんです。
二つを合わせて一つ。
それが本当だと思います。
どちらも現にあるし、これからもあるでしょうね。……
私自身厳しく育てられなかったし、私も息子を厳しく育てませんでした。
「それだと自分の悪いところが直らない」
これ、当たってます。
そうなんですね~。
今さら感じ入っても、ちと遅いけど。
良いも悪いもなく、「二つを合わせて一つ」。
世の中には、そういうことが多いのでしょう。
心にとめておきます。
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