「晴考雨読 『終末時計』と温暖化 森川正光」より
……1月22日に米科学誌「ベレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(原子力科学者会報)が「世界終末時計を2分進めたと発表しました。……
世界終末時計は、人類の滅亡を午前0時になぞらえて、それまでの残り時間を「あと何分」と示すものです。
日本への原爆投下から2年後の1947年、来たる事態への注意を促すために世界終末時計のプロジェクトが始まりました。
以来、同誌の委員会が数年おきに状況を分析し、危機的状況であれば時計の針を進め、心配事が減れば針を戻すことを繰り返してきました。
当初は、東西冷戦による核の脅威が主な評価基準で、米ソが水素爆弾に成功した後の53年には、残り2分に迫りました。
その後は、米ソ間の歩み寄りなどで、時計の針が戻され、ソ連崩壊の91年には、これまでで一番余裕のある残り17分となりました。
その一方で、近年はある要素が時刻の判断基準に取り入れられるようになりました。
「気象変動」です。
地球温暖化や環境破壊が懸念されるようになり、2012年に針は5分前に。
そして、今年はいよいよ3分前に縮まってしまいました。……
温暖化が今後も進行するとしたら、日本ではどのような影響が出るのでしょう。
近年は毎年のように大雨災害が発生していますが、今後も増えるだろうという見方が有力です。
一方で、雨が降らず干ばつに見舞われる地域の増加も見込まれている。
気候が今後、ますます極端に揺れ動く可能性があるのです。……
リンゴ栽培の適温(年平均温度7~13度)の範囲は今後どんどん北へ、高地へと移動して、およそ50年後には北海道が適地になると予想されています。……
終末時計に温暖化が影響しているとは、露知らず。
これからの時代、温暖化対策が課題なのですね。
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