プレジデント 2015年 2/16 号/プレジデント社

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↑ 「なぜ『気の合わない人』との雑談が大切か」より
人間の脳の使われ方の中で、最も高度なものの一つは、コミュニケーションである。
知識やスキルは、人工知能やロボットに置き換えられてしまう時代。
関係性や、絆こそが、ビジネスで最も大切は「人的資源」となる。
「毛づくろい」は、猿の群れにおいて、仲間同士の絆を深める。
お互いに毛づくろいをする猿同士は、トラブルの際に助け合う傾向があることが観察されている。
毛づくろいする仲間の数は、脳の容量に比例して増える。
人間の脳の大きさから推定される「毛づくろい仲間」の数は、約150人。……
人間における毛づくろいとは、つまりは会話。
とりわけ、特定の話題や、仕事上の目的に縛られない「雑談」こそが、毛づくろいの最も効果的な方法となる。……
毛づくろいは、何よりも絆を深める。
毛づくろいを通して、さまざまな情報が入ってくる。……
毛づくろいは、ビジネス上のひとつの「安全保障」「セーフティ・ネット」にもなる。
会社の中でも、毛づくろいがよくできている人は、リストラされにくいだろう。
知識やスキルは、置き換えることができる。
一方、人間関係は、簡単には入れ替えられない。
「あいつがいると、チームがなんとなく円滑に動き、盛り上がるんだよな」というような存在は、会社に一番欠かせない人材であるといえる。……
組織や社会のイノベーションを起こしたり、変革を実現するような場合には、往々にして「反対派」との毛づくろいが大切なポイントになつ場合がある。
立場が違うからといって、コミュニケーション自体を断ってしまうのは愚かである。……
自分の毛づくろいの「ポートフォリオ」の中には、自分の好きな人ばかりではなく、違和感を抱く人も入れておこう。
そのような多様性が、安全基地にも、共造のきっかけにもなるのである。
その昔、PTAの場合は、PTA規約上同じ役職を2年しかできなかったのですが、そういう決めごとのないところで、何年も会長を続けたことがあります。
「りかちゃんが会長だったら、いいよ」と言われ、自分が会長を続投すると、役員5人がすぐ決まったからです。
誰と一緒に活動するか。
お役を引き受ける人たちにとって、それはポイントになっていたみたいです。
当時は、自分の後釜がなかなかいなくて、頭を抱えていたけれど、今にして思えば「りかちゃんとだったら」と言ってもらえたのは、ありがたいことでしたね。
人と人とのつながり。
その大切さを改めて感じています。
知識やスキルは、代替可能。
でも、人間関係は、そうじゃない。
そして、気の合わない人との雑談の有用性に、なるほどと納得するものがありました。
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