「分かち合うのが“真の草食系” コラムニスト深澤真紀さん」より
……若い男性を「草食男子」と名づけたのは2006年、ビジネスマン向けのサイトのコラムでのことだった。
異性にがつがつせず、男らしさにこだわらない。
男女平等を自然に受け入れ、家族や友人、地元を大切にするー。
そんな新しい世代に対する「ほめ言葉のつもり」だった。……
自身は好景気の下、就職を迎えた「バブル世代」で、上司は「団塊の世代」。
どちらの世代も競争好きで見栄っ張り、「攻撃的な人が多くて苦手だった」。
だからこそ30歳を過ぎた頃から、編集者として接する下の世代の男性たちの変化を敏感に感じ取った。
「肩の力が抜けた人が増えて、生きやすくなったなという印象がありました」と振り返る。
ところが、否定的に受け止められた。……
「恋愛嫌い」「内向き」「情けない」ー。
思いとかけ離れたイメージが誇張されていった。
……「恋人として交際している異性がいる」と答えた男性の割合はこの20年間、2割前後で推移しており、特別な変化はない。
他方で、……「一番大切と思うもの」を」「家族」とする回答は、1985年の12%から大きく伸び、44%に。
「たいていの人は他人の役に立とうとしている」という答えも、一昨年は過去最高の45%に達した。
「豊かな時代に生まれたからこそ家族や他人を大事にする。
それが今の若者なんです」
ただ、女性はまだ「過渡期にいる」とみる。
「結婚、仕事、趣味など多様な生き方が選べる中で、どれかではなく、どれも、という価値観に縛られている」
それでもここ数年、ちょっと太めな女性向けの洋服ブランドや雑誌が登場するなど、少しずつありのままの自分を主張できるようになってきた。
「女性は何を選ぶかではなく、何を選ばないかを決める勇気を持てば、楽になれる」……
「草食男子」の命名から9年。
「身近な人間関係を大切にして、いざというときに頼れるセーフティネットを持つ。
独り占めや独り勝ちではなく、皆で分かち合う。
こうした生き方、共生という観点からも社会全体のテーマになっていくのでは。
その意味で、私は将来を悲観していません」。
「草食男子」はいい意味だったとは。
「たいていの人は他人の役に立とうとしている」と考える人が半数弱もいるのは、驚きです。
あまりに過酷な経験をすると、心がすさんでしまうことがあります。
やはり、恵まれた時代に生きるよさでしょうか。
女性が過渡期。なるほど。
価値観が多様化し、選択肢が増えた分、どれも手にしたくなる時代ですからね。
「何を選ばないかを決める勇気」は、男性にも大事だと思います。
「独り占めや独り勝ちではなく、皆で分かち合う」社会へ。
将来に希望を持ちたいですね。
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