でも、いじめに遇うのを避けるため、表面的に明るく過ごした。
高校生の頃その演技に限界を感じ、突然学校に行けなくなり、そこで出会ったのが文学だった。
自分のように、人に言えない暗部に悩んでいる人達(作家)がこんなにいる。……
作家になってからも、ただひたすら人間の内面について書き続けてきた。
世界の隅で暗く生きてきた僕の小説読んでくれる人がいる。
救われたと言われることもあるけど、そういう感想に僕は逆に救われている。
僕を受容してくれる人達がこの世界にいることが救いになっている。……
暗さとは、人の柔らかな部分を感じ取る優しさにも繋がるのではないだろうか。……
11/23 読売新聞「HONライン娯楽部 中村文則の巻
『暗さは優しさに繋がる』 作家から」より
私は、学生時代、いつもすごく明るい人に「でも、ホントは暗いとこあるよね」と囁いてた。
「えっ? どうしてわかるの?」という反応が殆どで、否定されたことは一度もなし。
どうしてわかるかって、明るいと言われる私だって、四六時中そうじゃないからよ。
私は、子供の頃からずっと、明るいりかちゃんを演技してると思ってた。
職場での私は借りの姿で、どれが本当の自分かわからなくなっちゃったOL時代。
同じ職場の彼に言われたの。
「でも、疲れないんだろ」
「うん」
「だったら、皆、本当のあなただよ」
目から鱗だった。
明るい私も、暗い私も、私。
疲れないのは、どの私も演技じゃないから。(笑)
作家の中村氏のように、明るく振る舞う演技だと行き詰まってしまう。
何か世間では、明るいことやポジティブ思考を持ち上げすぎ。
だから、無理をしていまう人がいる。
「暗さは優しさに繋がる」というのは、名言だと思う。
それぞれにそれぞれのよさがある。
ありのままの自分を受容し合える世界がいい。
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